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医療・介護・福祉の経済的側面

おはようございます。

私の専門分野は医療・介護・福祉です。

中でも病院など臨床に近いところに重心があり、
経営戦略コンサルタントとしては、珍しい。
大抵のコンサルタントは、
巨額の利益を出す
医薬品・医療機器メーカーを
クライアントにすることが多いからです。

そうした中で、
私が医療・介護・福祉の分野に
長く携わってきているのは、
そこが命と命の尊厳を大切にする
現場だからです。

仕事で徹夜が続いても、
何とか頑張れるからです。

ところが、最近は
医療・介護・福祉の経済的側面にも
関心を寄せるようになりました。

アメリカの統計を見ると、
GDPへの寄与率で、
2018年には医療・福祉分野が
第5位に上がってきています。

金融業、専門職、政府機関、
製造業に次いで5位です。

更に、雇用創出寄与率を見ると
2018年には3位に上昇し、
2028年には1位になると
予想されています。

経済という言葉は、
経世在民から来ていますが、
雇用創出に一番寄与するというのは
経済のど真ん中への貢献です。

日本でも、医療・介護・福祉が
これから雇用創出に貢献していくことは
肌感覚としてわかります。

地方の朝の電車で
学生たちの会話を聞いていると
就職先で医療・介護・福祉の話が
結構出てきます。

どこそこの病院は○○だ、
どこそこのホームは○○だと
熱心に就職情報の交換をしています。

ぐるっと回って、
医療・介護・福祉が経済の最前線に
躍り出ていくのでしょう。

今日もよろしくお願いします。

安島

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