たかすぎるな。

東京藝術大学デザイン科卒 天使を描く人

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たかすぎるな。×C-DEPOT 「歩いた道よ、愛になれ!」が終わってみて(感想文や裏話)

WACCA池袋さんで2023年12月8日〜2024年2月4日で開催していた、店内装飾プロジェクト「歩いた道よ、愛になれ!」がとうとう終わりました。 今までの展示で1番長い会期だったのですが、私の中では本当にあっという間でした。 大切な展示だったなぁと思っているので少し色々書き残してみることにしました。 企画の成り立ち まずこの企画が決まった時、C-DEPOTさんに大先輩方がたくさんいらっしゃる中で私にこんな大きな企画が務まるか?!とソワソワしていました。 ですが心を強く持ち

    • もっともっと素直に作りたいな。(第二回個展「無意識の旅」が終わって)

      こんにちは。 noteではお久しぶりです。 今回は、2023年9月24日までの会期だった、たかすぎるな。第二回個展「無意識の旅」について、裏側や心の内を書いていこうと思います。 素直になりたい... 今回の個展で一番感じたことは、素直になることの大切さでした。 展示に持って行った作品たちも、「これはちょっと恥ずかしいな...」とか「これはイマイチ技術的にどうなのかな」と思っていた作品なんかも全部全部持っていきました。 そしたら意外とそういった作品たちがエネルギーを持って

      • 病気を表明して生きていきたい

        まず、持病を持ってる方が読んで不快になってしまったら申し訳ありません。 あくまで私の状況(病状や、職業柄)から考えた個人の価値観であり、自分のためのメモみたいなものですので、不快になりそうな方はリターンしてください。 今回は結構赤裸々に自分の考えてることについて書いてみようと思います。 私はデザインやアートに関わって生きています。 自身の活動やSNSにおいても、私生活でも、病気のことは隠さない事にしてます。 理由は、苦しいことも、自分の出来ないことも、迷惑をかけてしまう

        • 髪の毛をピンクにした理由

          初めてのブリーチ昨年末、初めてブリーチをかけ、髪色をピンクにしました。 ブリーチ痛いよって散々言われてたので覚悟して挑みましたが、さほどでもなかったので、お金があれば明るい髪色キープしていきたいなと思いました。 髪色が明るくなると、人って不思議と気分も明るくなるものですね。 ちょっと単純過ぎて嫌になります...が、そういう単純なことで明るくなれる自分もちょっとかわいいなと思います。 髪を染めた理由理由は、「人間としてよりも色として自分のことを認識されたいから」です。 男女、

        たかすぎるな。×C-DEPOT 「歩いた道よ、愛になれ!」が終わってみて(感想文や裏話)

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        • ほぼ日記
          2本
        • 作品誕生の経緯
          2本

        記事

          愛に向かって生きるってムズい

          めちゃくちゃ久しぶりの投稿です。 今日は眠れないので、個展期間中の日記みたく書いたやつを投稿しちゃいます。 個展会期中は、本当にいろんな人が来てくださります。 (初めましての方や、SNSで繋がってる方、昔〜今の友達や知り合い、同僚など、それはもう走馬灯のようだなと感じました。) たくさんお話しして、色々考えます。 今日はギャラリーに飾っている大きな作品の一つを、初めてお迎えしてくれた方がいました。 その人は、作品を見た瞬間に言葉ではない愛を感じ取ってくれました。 今日

          愛に向かって生きるってムズい

          何もしない、飾らない私を認めてあげるものを作りたい。

          最近色々あって、 「武士は結局鎧だった。 私は鎧を着たい時は着るし、 着たくない時は着なくていい。」 って気付きました。 なんだか、あんなに張り切って、自分は武士になりたいんだと信じ切っていたのに、 それは弱い自分を隠すための、「強がり」の鎧だったのだと気付きました。 さて。 私は本当は弱い人でした。 弱くて、わがままで、優しくて、真っ直ぐにそれを認めて生きていればいいんだなって、思えました。 全部とっぱらって、自分を認めてあげることにしました。 なので、

          何もしない、飾らない私を認めてあげるものを作りたい。

          "カワイイ"が好きなのに、キライ!

          今日は、新作mv「光合成ウミウシ」の解説をしながら、「カワイイ」に対して矛盾する私の心を書きます。 この作品は、一見普通のカワイイ歌と映像の作品ですよね。 でも実は、カワイイという概念や、押し付けられるステレオタイプやイメージへの皮肉を含んだ作品なんです。。 この作品の主題は、主に二つあります。 1.受動的な、「光合成」と「高校生」 2.女子校生JK=カワイイという方程式私が高校生の頃は丁度「カワイイ」という言葉もめちゃめちゃ流行った時代でした。 だから、私はかつて

          "カワイイ"が好きなのに、キライ!

          「ヤドカリは常に住宅難」の誕生経緯。人は常に心の拠り所を求めて旅する。

          第二回目のnoteは、武士道について書こうと思ってたのですが、「ヤドカリは住宅難」という歌とアニメーションの作品が誕生した経緯書くことにしました。 1.ヤドカリは個体数が増えすぎて住宅難らしい。この作品を思い付いたのは、ある日、朝起きて、ベッドの中でウトウトしながら、あー起きたくないなぁなんて思ってた時でした。 今日は何にもしたくないなぁ、なんか外も曇りっぽいし、おうち時間もマンネリ化しててなんもやる気出ないし...なんて思ってました。 しばらく天井を見上げてると...

          「ヤドカリは常に住宅難」の誕生経緯。人は常に心の拠り所を求めて旅する。

          初めてお目にかかり申す!!たかすぎるな。の自己紹介!

          武士らしく、変わった題名にしました!笑 はじめましての方も、そうでない方も、どうぞよろしくお願いします! 実は何人かにnoteを勧められまして、始めてみました。 私は、東京藝術大学のデザイン科に在学中の、「武士になりたい大学生(笑)」髙杉留奈といいます。 noteでは主に、作品の意味や思い、制作過程、悩み、気づき...などなど、私の制作に関する「人間らしい」足跡を週一くらいで記して行けたらな〜と思っています。 週一だと自分にもいい振り返りになるかな〜と思い。 私、

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