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髪の毛をピンクにした理由

初めてのブリーチ

昨年末、初めてブリーチをかけ、髪色をピンクにしました。
ブリーチ痛いよって散々言われてたので覚悟して挑みましたが、さほどでもなかったので、お金があれば明るい髪色キープしていきたいなと思いました。
髪色が明るくなると、人って不思議と気分も明るくなるものですね。
ちょっと単純過ぎて嫌になります...が、そういう単純なことで明るくなれる自分もちょっとかわいいなと思います。

髪を染めた理由

理由は、「人間としてよりも色として自分のことを認識されたいから」です。
男女、年齢、ルックス、社会的立場などの人間であるから生まれる区分をされるのが元々あまり好きじゃなくて、ずっとそれで悩んでました。
特に女性性に関しては難しくて、女であることが嬉しい時もあれば、嫌な時もあります。
それで「愛に忠義」で武士の格好をして女性性と向き合ってみたり。
まだあまりちゃんと書けないですけど、社会的立場の認識とかに対しても色々試行錯誤して行く中で、やっぱり括りや区分というもの全般に憤りはすごくあって。
そんなふうに思いながら時を過ごす中で、初めて人にアー写(アーティスト写真)を撮ってもらう機会がありました。
「どんな私として見られたいのか?」と考えた結果、アー写を見て「ぱっと見で色として認識されたらこの気持ちが少しは楽になるのではないか?」という考えに至りました。
それで、人生初、髪の毛を染めることを決意しました。

人間としてよりも色として認識されたい

実際、染めてみてその後どうだったかというと、結構最高でした。
もともと、カラフルだったり一色縛りコーデというような、色の主張が激しい服を着るのが好きなのですが、頭がピンクになることによって人間ぽい印象がさらに減り、みんなに全身見られてから、いい色だね!とか、かわいい!と言ってもらえたのが本当に嬉しかったです。
洋服や靴をどんなにカラフルにしても、洋服から飛び出てる面積が一番広い頭部の印象がある限り、「人間」になっちゃうと思ったのです。
頭を無くすことはちょっとまだできないので、とりあえず人間ぽくなっちゃう頭部の色をピンクにしてみました。

アー写気に入ってる!すごく!

今回髪の毛を染める勇気を出すきっかけとなった、アー写。
それを撮ってくれた先輩や一緒にスタジオに遊びに行ってくださった先輩と後輩にはとても感謝してます。
初めてちゃんとアー写撮ってもらう機会だったのであんまり初めにはっきりと要望を伝えられなかったのですが、試行錯誤の中で「色として見られたい」という願望を聞き出して、光など含めて良い色の響き合いになるように撮ってくださいました。

これで一つ、私の中で色としての自覚が芽生え、確実に変化しました。
自分のことが前より少し好きになった気がします。

髪染めただけなのに、ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。

初めてのことだったので、日記がわりに記事にしました。

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