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愛に向かって生きるってムズい

めちゃくちゃ久しぶりの投稿です。
今日は眠れないので、個展期間中の日記みたく書いたやつを投稿しちゃいます。

個展会期中は、本当にいろんな人が来てくださります。
(初めましての方や、SNSで繋がってる方、昔〜今の友達や知り合い、同僚など、それはもう走馬灯のようだなと感じました。)

たくさんお話しして、色々考えます。

今日はギャラリーに飾っている大きな作品の一つを、初めてお迎えしてくれた方がいました。
その人は、作品を見た瞬間に言葉ではない愛を感じ取ってくれました。

今日のことはきっとこれからずっと忘れられないと思います。
なぜかというと、今回の個展でずっと考えていたことが、言葉なしに作品だけで伝わったと一番実感出来た瞬間だったからです。

タイトル : 太陽へ ありがとう

今回の個展では、「愛の方向に向かって進んでいけば、全て大丈夫なんじゃないか?」という想いを抱いてずっと制作をしてきました。
というのも、卒業制作で「愛に忠義」という作品を作ることになってからずっと愛について考えており、あーでもない、こーでもないとやっているのです。
「愛に忠義」では、自分のエゴイスティックな愛であり、武士道の視点で恋愛を捉えるといった形式ばったものでした。
これはこれですごく気に入っているし、やりたかったことができたと思っています。

しかし、「愛に忠義」を作ったからこそ、私は「愛」というものがもっと「感じる」概念的な存在だと実感しました。

愛は、私にとっては幸せなものであり、あたたかいものです。
選択や行動、理屈や理論ではなく、心の奥の方で感じられるものです。
愛というものに触れていると感じる時、私は確実に「愛」に近づいていると分かります。

だから今回の個展では、「とにかく愛に近づこう」と思ってました。
なので、作品は「誰かに向けて書いたけど渡せなかった手紙」を造形化して、本来の手紙の宛先だった人ではなく違う人に届ける。というテーマで制作しました。
宛先は、本来渡す予定だった人じゃなくていい。
その作品から愛を感じてくれた、愛が届いた人に私の想いが伝わったらそれが幸せなんだ、と思ったのです。

タイトル : 夜の祈り

そして今日。
作品を見て、涙ぐんでくれた人がいました。
その人にまだコンセプトなどを話す前の、作品に対する第一声は、「形や色の一つ一つにすごく愛を感じる」でした。
私は、「あぁ、本当に全部伝わった」と思いました。

正直びっくりしました。
だって、まさか本当に伝わると思ってなかったから。
それと同時に本当に私もしあわせになりました。
創作って、色々な側面で作ってる側も本当に癒されるものです。

きっとこの人だけじゃなくて、思っているよりも多くの人に想いが届いているのかもしれないと思いました。
今回生まれて初めての個展をやって本当に良かったと感じてます。

会期はあと三日です。
5月22.24.25日にまだまだお待ちしております。

タイトル : 太陽と旅人

タイトルに、愛に向かって生きるって「ムズい」と書いたのは、今日みたいなことがあっても、それとは別に現実もっともっと愛せるんじゃないか?と思うことがたくさんあるからです。

また、そうは言いつつも...
自分を犠牲にして愛することは美しいけれど、やっぱり自分のことをまず愛することができないと、私の愛はだんだん形を変え醜くなってしまう気がするんです。

私にはたくさん悩み事がありますが、今日は一つ、愛が届いたということでハッピーです😌

深夜に書いたテンションで公開してるので少々恥ずかしいですが!
読んでくださった方、ありがとうございました。

初個展詳細も、載せておきますね♪
来れる方はぜひお話しもしたいですし、作品も見て欲しいです。

【たかすぎるな。初個展】
〜月からの手紙〜
5月12日(木)〜25日(水) 月曜休廊
平日14:00-18:00 土日13:00〜18:00
場所:B-gallery(池袋)



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