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実家と義実家の子供の事についての報告と孤独の埋め方

両親.義両親共に離れて暮らしている事もあり(会うのは、年に1~2回程)又どちらともに確執があり、実は、どちらにも未だに発達障害の件は報告していません。

言うタイミングを逃してしまったという方が正確かもしれません。

私事ですが、実の両親との関係は、複雑な家庭だったので小さい頃から両親に甘え方が分からず、困った事があっても相談はせずに大人になりました。昔から今も全てにおいて事後報告です。

私の母親も姑も保母資格があるので、子供が2~3才頃薄々は気づいているようではありましたが、私が否定したので(否定してしまった時期は私がまだ子供の障害を受け入れられませんでした。)それからは何も言ってきませんでした。

不妊治療を経て、結婚から10年目にできた子供です。いつもは聞き流せる言葉でも、落ちている時に言われたショッキングな言葉の積み重ねは、私も大人気ないのですが許せず、義実家には必要最低限しか近寄りません。

私との事はどうであれ、主人と孫を愛しているのは感じられるので、私が嫌いだからと言って、おばあちゃんと孫の関係を切り離すのは違うので、帰省もしますし、たまに電話もしますし、お歳暮も送りますし、お互いにだとは思いますが表面上には仲の良い嫁姑を演じております。

今、スタバでこの記事を書いていますが、隣の席に車椅子の子を連れた3世代の親子がいらっしゃいました。失礼を承知で聞き耳を立てていたら、どうも親子ではなく、嫁姑の関係で、その子の定期健診の病院の帰りのようです。子供が真ん中で、子供の右手をおばあちゃんが、左手をお母さんが握りながら話しています。おばあちゃんは、「やっと、スマホで天気予報がみれるようになって便利なのよ」と笑いながらお嫁さんに報告していました。お嫁さんも、何よりお子さんが幸せそうで、微笑ましいです。

このように甘えられる関係性ができあがっているのならば、どんどん両親.義両親共に協力してもらった方がいいと思います。沢山の大人達に愛情をもって見てもらえる環境にあるのは、お母さんの精神面での負担もそうですが、その子の情緒が健やかに育つ事でしょう。

私の場合、心の拠り所は、とあるデイサービスで出会った同じ境遇のお母さん達とのお喋りでした。

子供達がデイサービスに行ってる1時間(子供4~5人のグループ指導でした)お母さん達と近くのスーパーの一角にあるカフェでコーヒを飲みながら、お互いの子供の困りごと、幼稚園での出来事を話してました。全員違う地区からきていたので利害関係が何もなくざっくばらんに話せました。ただただ、みんなの悩みを聞いて私も聞いてもらって、お互い何の解決策も持ち合わせていませんでしたが、同じ悩みを持つからこそ共感してもらえるこの時だけが孤独を埋めてくれる時間でした。

旦那さんも一生懸命家族のために働いてくれ仕事で手一杯でしょう、周りに頼れる人がいなかったら子育てはそもそも孤独です。

先に書いたデイサービスの利用形態はまれだと思いますので、そこで巡りあえない事もあるでしょう。私の自治体では、お母さんが孤独にならないように、「発育に不安のあるお子さんをお持ちの親御さんが集まれる場所」を定期的に設けてくれていました、そこには、デイサービスの先生や、保健師さん、先輩ママさん達がいて、子供達はおもちゃで遊びながら、お母さん達は相談できるようになっていました。(先輩ママ達の存在は大きいです、同じ大変さを味わってきたお母さん達の言葉の重みは違いました、私は人目もはばからず泣いてしまった事があります。)開催日は自治体の広報誌に記入されていましたが、分からない時はどんどん保健師さんに聞きましょう、色んな情報を持っているのでどこにでも繋げてくれましたよ。

私の感覚としては、ある程度障害の度合いが同じ子供の親御さんが集まるコミュニティの方が気持ちが発散できたように思います。

勿論色んな子の親御さんが集まるコミュニティでも、悩みの千差万別さを知り沢山勉強させて頂きました。が、障害が違いすぎると気持ちを吐き出した上で分かり合う事は限られた時間の中では難しかったように思います。相手の子の障害の困り事が分からないからこその気の使いすぎで逆に疲れてしまった事があります。コミュニティ参加の上で情報交換も一つの目的であると思いますが、障害の種類が違いすぎるとそれも共有できませんでした。

子供が小さければ小さい程、時間が取れない分気持ちの余裕もなくなってしまうと思うので、その時のご自身の心のゆとりによってコミュニティの特性や属性を気にかけた上で参加された方がベストかなと思います。

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