オムツにさようなら
お読みいただきありがとうございます。
KIDS SMILE LABOのもりもりこと森 誉です。
幼稚園が夏休みだった8月。
息子くんがオムツとさようならをした。
何か大きなきっかけがあったわけではない。
慎重な性格の彼が、少しずつ自分の心の「大丈夫」を確かめてオムツとの別れを決めたのだろう。
親としてはずっと悩んでいたトイトレ。
我が子はトイレという空間、排泄物に対する苦手意識や不快感情（特に怖さ）があったので「時間がかかりそうだな」という印象を持っていた。
好きなキャラクターのパンツを買ったのはいつの頃だっただろうか。
補助便座に何度誘ってみたことだろうか。
できそうな兆候が見られて勝手に期待したことが何度あったことか。
振り返れば、親の気持ちが先に出過ぎてしまうことの悪い面がでたなと実感させられたトイトレ期間だった。
ただ、「そんな時間もあったな」と思えるのは彼がいま頑張ってくれているから。
まだ少し大きい方をするのには抵抗感があるようで我慢をしてしまう傾向にあるけれど、それでも着実に「トイレ」という場所や「排泄」という行為との距離を縮めている。
子どもの心も身体も親が思っているより遥かにしっかりと育っていくし、気が付いたら「そんなこともできるようになっていたんだ、考えられるようになっていたんだ」と置いてけぼりを食らうこともたくさんある。
このトイトレを通して、子どもの育ちを見守ることの大切さを改めて感じることができた。
今まで息子の育ちに寄り添ってくれたオムツに感謝。
もうオムツ姿の彼を見られなくなるのを少し寂しく感じる。
写真の中にいる彼を見て思う。その姿が愛おしい。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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