たからうたプロジェクト 神戸学院大学

神戸学院大学 現代社会学部の岡崎ゼミは、地域のたからもの、その出会い、語り、想いを音楽…

たからうたプロジェクト 神戸学院大学

神戸学院大学 現代社会学部の岡崎ゼミは、地域のたからもの、その出会い、語り、想いを音楽にする〈たからうたプロジェクト〉に取り組んでいます。このnoteに作品や関連情報を掲載します。

最近の記事

  • 固定された記事

たからうたプロジェクトとは?

地域にはたくさんの「たからもの」があります。 有名な観光地だけが「たからもの」ではありません。 地元の人だけが知る素敵な場所、家族や仲間との思い出のお店、個人的に超お気に入りの風景など、そこで暮らす人が大切にしたいと思うすべてが地域の「たからもの」です。 神戸学院大学 現代社会学部 岡崎ゼミの学生は、地域のたからもの、その出会い、語り、想いを音楽で表現する〈たからうたプロジェクト〉に取り組んでいます。 2023年は最初の年。初めての挑戦で、どうなるかと思いましたが、素

    • 再生

      マニフェストMV〈たからうたプロジェクト〉

      神戸学院大学 現代社会学部 現代社会学科の岡崎ゼミは、地域のたからもの、その出会い、語り、想いを音楽にする〈たからうたプロジェクト〉に取り組んでいます。「マニフェスト」は、2023年度3年生が広瀬栄養父市長のお話を聞き、その経験を出発点に制作した作品です。 取材記事/制作記事はこちら https://note.com/takarauta/n/n04c2ab0fc500 https://note.com/takarauta/n/n9e010f07b30d マニフェスト           作詞作曲&音楽制作:野村心源(2023年度現代社会学科2年生) マニフェスト この街を繋ぐため 傷口から 溢れる悩みが 消えて笑えるまで 君の声が 街の声が届く未来まで 痛みを知ること それは優しさの種だから 生まれた場所がくれたもの 一途な青春と前を向く心 今思えば 小さな話 だけど確かに感じてた無理 くぐれない門 立ち止まる過去 進むために ここで探すヒント この街がくれたもの 傷と闇を消す絆創膏 今まで背負ってきた山積みの問題も  どうでも良くなる程 難しいよ 生きること 思ったよりある選択肢 だから今は どこかで一息 無理をしてまで 続けないでいいから マニフェスト この街を繋ぐため また誰かの心を救う 誰も見えない場所で 誰も知らない傷を縫っていく マニフェスト この街を繋ぐため また誰かの心を救う 誰も見えない場所で 誰も知らない闇を解いてゆく ■動画制作:2023年度岡崎ゼミ3年生     辻賢人/山際飛奈太/北里優花/勝田雄心/前田朱里/白井晴菜 ■監修:岡崎宏樹・山田明義

      • たからうたストーリー「マニフェスト」

        タイトルは「マニフェスト」であるが、市長というより広瀬栄さんという一人の人間の生きざまをイメージながら曲を作ることにした。ここでいう「マニフェスト」は選挙の公約である以上に、生きる志を意味している。 私たちは広瀬さんの語りを振り返って、特に心に残ったことは何かを話し合った。中心になったのは、広瀬さんが都会で傷ついたとき故郷に戻って心を癒したというエピソードである。そこで「傷口」「癒す」「心を救う」といった言葉を歌詞に盛り込むことにした。 特に工夫したのは、「裁縫」のイメージ

        • 【たから語り】養父市・広瀬栄市長の故郷とマニフェスト

          癒しのまち、挑戦のまち広瀬栄さんは1947年兵庫県養父郡(現・養父市)生まれ。鳥取大農卒。会社勤務を経て、76年八鹿町役場に就職、商工労政課長、企画商工課長、建設課長を歴任。養父市都市整備部長、助役、副市長を経て、2008年11月養父市長に就任。現在4期目の養父市長をつとめている。 岡崎ゼミの3年生は、2023年11月6日、広瀬市長を囲んでお話を聞かせていただいた(養父市子育て・移住サポートセンターにて)。 都会の競争から離れて故郷へ広瀬さんは養父市長に就任して15年にな

        • 固定された記事

        たからうたプロジェクトとは?

          再生

          カラフルMV〈たからうたプロジェクト〉神戸学院大学

          神戸学院大学 現代社会学部 現代社会学科の岡崎ゼミは、地域のたからもの、その出会い、語り、想いを音楽にする〈たからうたプロジェクト〉に取り組んでいます。「カラフル」は、2023年度3年生が豊岡市の農家 Veggie de plusを取材して制作した作品です。 カラフル        作詞:アヤヲ&岡崎ゼミ3年生  作曲:山田明義 色とりどりのベジを乗せて 今日もあなたに会いに行く 色とりどりのデリを乗せて 今日もあなたに会いに行く 色とりどりの夢を乗せて 今日もあなたに会いに行く あなたの毎日に小さな彩りをプラスしたい (Red)推しをプラス (Pink)ときめきをプラス (Yellow)笑顔をプラス (Green) 仲間をプラス (White) きっかけをプラス (Orange)×××××をプラス 重たいキャベツなんのその 雨風雪もなんのその 喜びつないで道を作るよ (カラフル!) 色とりどりのベジを乗せて 今日もあなたに会いに行く 色とりどりのデリを乗せて 今日もあなたに会いに行く 色とりどりの夢を乗せて 今日もあなたに会いに行く 色とりどりの幸せ乗せて 今日も会いに行くから 動画制作:2023年度岡崎ゼミ3年生      山本雄大/宇賀茜里/南本翔輝/松井聖和/久保美友/大薮航介/藤原魁人 監修:岡崎宏樹(神戸学院大学現代社会学部教授)

          カラフルMV〈たからうたプロジェクト〉神戸学院大学

          再生

          たからうたストーリー「カラフル」

          神戸学院大学現代社会学部の岡崎ゼミでは、地域のたからもの、その出会い、語り、想いを音楽にする〈たからうたプロジェクト〉に取り組んでいます。3年生のゼミ生による「カラフル」の楽曲制作プロセスについての記事です。 毎日に何かをプラスしていきたい 私たちのチームは、兵庫県北部但馬地方で農業を営んでいるVeggie de+の小川恭弘さん、小川菜美さん夫妻を訪問し、農業体験をした後、二人に野菜に対する想いを取材した。大学に戻ると、二人の語りを出発点に「カラフル」という楽曲の制作に取り

          たからうたストーリー「カラフル」

          【たから語り】Veggie de+「推し農家」をめざして

          神戸学院大学現代社会学部の岡崎ゼミは「たからうたプロジェクト」に取り組んでいる。3年生ゼミでは、兵庫県豊岡市の農園Veggie de +を取材した。 Veggie de +では、小川恭弘さん・小川奈美さん夫妻が〈土にこだわり作物に寄り添ってできた誰でも食べたくなる野菜〉を作ることを目指して農業を営んでいる。 二人は野菜を育てるだけでなく、「野菜アート」の遊びやキッチンカーでの販売にも取り組んでいる。豊岡市出身の恭弘さんは、大学進学で豊岡を出たが、いったん離れてみると、自分

          【たから語り】Veggie de+「推し農家」をめざして

          「最高やん!神河!」2023年度の成果 配信イベント(アーカイブ動画)

          現代社会学部の岡崎ゼミは、地域のたからもの、その出会い、語り、想いを音楽にする〈たからうたプロジェクト〉に取り組みます。今年は兵庫県神河町を取材した学生たちが楽曲制作・歌・演奏・録音を行い、ミュージック・ビデオと取材記事を作成しました。 その成果を発表するイベントを神河町よりYouTubeライブで生配信しました。 アーカイブはこちら: https://youtu.be/EmlZS3hGMu4 たからうたプロジェクト2023「最高やん!神河!」配信イベント 日時:2023年

          「最高やん!神河!」2023年度の成果 配信イベント(アーカイブ動画)

          「人・地域・音楽」神戸学院大学〈たからうたプロジェクト2023〉の挑戦

          神戸学院大学 現代社会学部の岡崎ゼミ(2023年度2年生)は、地域のたからもの、その出会い、語り、想いを音楽にする〈たからうたプロジェクト〉に取り組んでいます。2023年度は兵庫県神河町を取材した学生たちが楽曲制作・歌・演奏・録音を行い、ミュージック・ビデオと取材記事を作成しました。 この作品は、3年生のピアサポーターたちが制作した学生たちへのインタビュー動画です。https://youtu.be/AOY9wcMlIL0 「人・地域・音楽」〈たからうたプロジェクト2023〉

          「人・地域・音楽」神戸学院大学〈たからうたプロジェクト2023〉の挑戦

          たからうたストーリー「君は友達」

          神戸学院大学現代社会学部の岡崎ゼミでは、地域のたからもの、その出会い、語り、想いを音楽にする〈たからうたプロジェクト〉に取り組んでいます。以下は、チームBlue Springの上西君による「君は友達」の楽曲制作プロセスについての記事です。 アオハルが躍動 私たちのチームBlue Springは、神河町のヨーデルの森を取材し、「君は友達」という楽曲を制作した。では、「君は友達」がどのようにしてできたのかを紹介しよう。 まずは事前調査、そして現地取材である。Blue Spri

          たからうたストーリー「君は友達」

          君は友達 MV〈たからうたプロジェクト2023〉 Blue Spring

          神戸学院大学 現代社会学部の岡崎ゼミは、地域のたからもの、その出会い、語り、想いを音楽にする〈たからうたプロジェクト〉に取り組んでいます。「君は友達」は、Blue Spring(2023年度2年生)が制作した作品です。 ■「君は友達」   歌:アヤヲ&山田明義&Blue Spring   作詞:アヤヲ&Blue Spring   作曲:山田明義   森を抜けて 草を駆け抜けて 笑顔に会いに行く   風がキレイ 水がキレイ 僕らを巡って行く   君は友達 息が合わない日が

          君は友達 MV〈たからうたプロジェクト2023〉 Blue Spring

          【たから語り】ヨーデルの森 〈開放感最高やん!〉

          神戸学院大学現代社会学部の岡崎ゼミは、3つのチームに分かれて「たからうたプロジェクト」に取り組んでいる。私たち2年生のチーム「Blue Spring」は神﨑農村公園 ヨーデルの森(神河町猪篠)を取材した。 ここは、アルパカやカビパラなど60種、約200頭羽の動物達と間近にふれあえる農村公園である。四季折々の花に囲まれ、アトラクションも充実し、バーベキューを楽しむこともできる。私たちは、ドックショーを担当する藤井舞さん(株式会社アニマルエスコートサービス)と支配人の細岡友行さ

          【たから語り】ヨーデルの森 〈開放感最高やん!〉

          たからうたストーリー「マスカット」

          神戸学院大学現代社会学部の岡崎ゼミでは、地域のたからもの、その出会い、語り、想いを音楽にする〈たからうたプロジェクト〉に取り組んでいます。以下は「チーム Nomura」のライター担当による「たからうた」の制作過程に関する記事です。 毎年思うよ、自分は一年生 私たち「チーム Nomura」は、神河町で加門果樹園を親子で経営する加門和弘さんと息子の英樹さんに出会い、果樹園の「たからもの」である葡萄をテーマに「マスカット」という楽曲を制作した。 https://youtu.be/

          たからうたストーリー「マスカット」

          「マスカット」MV〈たからうたプロジェクト2023〉 チームNomura

          神戸学院大学 現代社会学部の岡崎ゼミは、地域のたからもの、その出会い、語り、想いを音楽にする〈たからうたプロジェクト〉に取り組んでいます。 「マスカット」は、チームNomura(2023年度2年生)が制作した作品です。 「マスカット」   作詞作曲&音楽制作:野村心源(2023年度現代社会学科2年生)   流れる時を一つに なぞり書きをするよ毎日   変わったもの 変わらないもの 甘酸っぱい思い出    まるでマスカット   変わって良くなることも 変わらないで良いこ

          「マスカット」MV〈たからうたプロジェクト2023〉 チームNomura

          【たから語り】加門果樹園の〈前例なき挑戦〉

          加門果樹園は兵庫県神崎郡神河町、峰山高原の山麓にある小さなブドウ園。地域の有機質肥料の活用、ハウス内での減農薬栽培にこだわり、美しさとボリューム感を兼ね備えたブドウを栽培されている加門和弘さん・加門英樹さん親子に今回、取材させて頂いた。 定年を間近に一念発起!和弘さんがブドウ栽培を始めたのは57歳の時、会社を早期退職し何を作ろうかと考えていた時、ブドウ栽培に関する新聞記事を読み興味を持ったことがきっかけだ。 「早期退職を前に何をしようかなと思った時にブドウを作る新聞記事

          【たから語り】加門果樹園の〈前例なき挑戦〉

          たからうたストーリー「SwimDance」

          川育ちの人私たち2年生のチーム「River 音」は、神河町役場農林政策課に勤務する前川穗積さんと出会い、地域のたからものについて語っていただいた。前川さんは兵庫県神崎郡神河町中村出身で、幼少期から神河町で暮らしてきた。前川さんは、詩集『川育ち』(1998年)を発表した詩人でもある。 インタビューで、前川さんは椅子に深く腰掛け、ゆっくり目を閉じて、ひとつひとつの言葉を紡ぎ出すように話した。そして最後に、じんわりとぬくもりに満ちた口調でこう締めくくられた。「ぼくはほんまにこの町

          たからうたストーリー「SwimDance」