目標達成の心理学と行動学|人は仲間や群れのために動く
「人の心は何で動くか?」
「どうしたら動かないではいられなくなるのか?」
ビジネスをする人の永遠の課題です。
「お金?」
「ロマン?」
「貢献?」
「愛?」
この点、アメリカの大手電力会社PG&Eの
面白いエピソードがあります。
1.社会的に意義があり、手間やコストも少なく、おこづかいまでもらえるのに、なぜ?
当時、PG&Eはエアコンにつなぐ
停電防止装置を顧客に提案していました。
折しも世界各国で電気使用量増加による
大規模停電が問題になっていました。
この装置は、それを防ぐために停電の危険が
高まると信号発し、自動的に設定温度を
下げてくれるスグレモノでした。
しかもです。
この装置は「無料」であるばかりか
取り付けるだけで25ドル(約2,500円)の
謝礼がもらえるのです。
社会的に意義があり
手間やコストも少なく
しかもおこづかいまでもらえる。
にも関わらず、取り付けてくれたのは
提案した顧客の2割以下でした。
2. あることを変えると「3倍」の成果に!
そこでPG&Eはハーバード大学の経済学者
エレツ・ヨエリの指導のもと、驚くべき
アイディアを実行しました。
それは、申込書を変えたことでした。
記載欄を変えたのではありません。
なんと、申込書を近所の誰もが見る
公共の場所に掲示したのです。
申し込むときは、その場にいき
署名する必要があります。
つまり、誰が申し込んだか
申し込んでいないか
ご近所はお互い一目瞭然です。
いち早く署名した人は
誇らしい反面、まだ署名していない人は
「浮いた存在」に見られることでしょう。
結果、瞬く間に設置率は【3倍】になりました。
報酬を増やしたわけではありません。
より情熱的にビジョンを
語ったわけでもありません。
3.何が訴えたのか?
それらがあっても、一人で
PCや用紙で申し込むだけならば
どんなに良いこと・お得なことでも
「後でいいや」「自分はいいや」に
なってしまうことでしょう。
人類は「群れ」で生きる動物です。
それは生き延びる手段でした。
「群れ(仲間)にとって恥ずかしくないこと」
「群れ(仲間)にとって誇らしいこと」
こうした社会的感情に訴えられたとき
人は本能的に動かざるをえないのです。
この仕組みは、
「やりたいけど先延ばしにしている」
ことにも応用可能です。
たとえば、読書などは読書会に参加するか
主催してみるのがおすすめです。
読書会という1つの「群れ(仲間)」ができれば
仲間に恥ずかしくないように、
誇らしく思うように、
期日までに真剣に読むようになります。
4.まとめ
「人の心は何で動くか?」
社会的に意義があり、手間やコストも少なく、おこづかいまでもらえるのに、なぜか、人は行動しないことがある。
それを変えるには・・・
「群れ(仲間)」の目という大きな影響を加えることです。
やりたくてもついできない時、先延ばししてしまう時、
読書会などの「群れ(仲間)」の仕組みとパワーを利用する。
「群れ(仲間)にとって恥ずかしくないこと」
「群れ(仲間)にとって誇らしいこと」
こうした社会的感情に訴えられたとき
人は本能的に動かざるをえないのです。
すると「3倍」の成果に!
変わっていくのです。
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参考文献(P.244~247)
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