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ミニマムであっても工夫次第で何でもやれる
昨日はアイスランド唯一の蒸留所である『EIMVERK DISTILLERY』へ。DISTILLERYは英語で蒸留所のことなのだが、EIMVERKもアイスランド語でDISTILLERYみたいな意味らしい。こここは2012年設立の新しい蒸留所で、アイスランド産素材100%にこだわって作っている。大麦もライ麦も雪解け水もぜーんぶアイスランド産。
そして設備がミニマムで良い。牛乳造りに使うパストライザーなどを作ってるメーカーが作ったらしい蒸留器に、コンパクトな粉挽機。挽いた粉と水を混ぜて4時間ほど温めて発酵槽に移す。数日の後、一次の全自動蒸留器でアルコール度数を8度から25度に上げ、二次蒸留。
ヘッドとテールを除きハートだけをタンクに詰め替える。残りは再度蒸留に回す。1日300リットルの生産で、樽詰めは週一回。5樽詰めて2樽分瓶に移して販売する感じだ。
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