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【ライフスタイル】ひと月後の日常も30年後の日常も「今」の延長なんだと実感した話。

とあるところで知り合いになった70代くらいのおじさま。

毎日毎日あまりすることがなくてね、前に一緒にゴルフに行ってた友だちは体調を壊しちゃったし、もうゴルフをやらなくなった人もいるし。食べ歩きが好きだったけど、このご時世、友だちに声かけるのもどうかなぁと思って。だから散歩したり、体動かしにジムに行ったり、そんな繰り返し。もっと友だちと今までみたいにワイワイやりたいよね。

おじさまのこの告白に少し思考が止まった。
40代の私にとって、正直なところ、70代の生活がどんなものかじっくり考えたことはない。

やらなければいけないこと、やりたいことがぎゅうぎゅうに詰まった現在の延長線上には、どんな老後があるのか。
1ヶ月後の日常なら容易に想像できる。1年後も大部分は。

おそらく、おじさまも40代のときは多くの人がそうであるように、仕事にプライベートに忙しい日常を送っていたはず。

年を重ねるにつれて、日々の“当たり前”は少しずつ変化する。
私たちがはっきりと変わったと認識できないスピードで確実に変わっていく現実。

老後の時間を何に費やしたいか。
そんな未来からの問いが舞い降りてきた。

今の当たり前が当たり前でなくなった時に、私は何を思うのか。

一見、老後の単調に見えるかもしれない日常も、経済的な不安がなく、差し当たって心身に深刻な問題を抱えていないのであれば、十分に、羨ましいほどの幸福の中にいるのではないか、と思う。

その意味で、おじさまの今は最高に幸せそうに私には映っている。



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noteでは、ブログでは書ききれない想いを短いエッセイで綴っています。

・プチ栄養学
・おうちごはん
・ライフスタイル

の3つの視点から、子育てのことやちょっと役立つ栄養のお話、ママの働き方、将来に想うことなど自由に書いていきます。

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