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覚悟と決意全文(江東区議会議員選挙2023)

「どうしたら戦争のない世の中をつくることができるだろうか」

17歳の時に訪れた広島の原爆ドーム。私が政治家を志した原点です。私は雪深い北海道函館で生まれ、母ひとり子ひとりの家庭で育ちました。親族にも政治家はひとりもおらず、政治とは縁遠い生活の中、毎日サッカーに明け暮れる普通の高校生でした。しかし、修学旅行先の広島にてガツンと頭を殴られた衝撃をきっかけに、世の中で起こっているさまざまな問題を自分自身のことと捉え、考えるようになりました。

早稲田大学卒業後、ベンチャー企業に就職し、大阪、名古屋、福岡、インドネシア、シンガポールと国内海外の拠点をゼロからつくりあげる仕事をしました。帰国後、外国人の訪日数が右肩あがりに増えていき、日本文化そのものの国際発信力が強くなっていく中、「草の根の交流こそが最大の安全保障だ」と、長年にわたり考え続けてきた命題を解決に導くひとつの答えがストンと腑に落ちたのです。そして、自らが世界と日本の架け橋になろうと、訪日外国人の観光や宿泊施設運営者を支援する事業で起業しました。

その後、世界中でコロナ感染が拡大し、資金繰りに苦しむ経営者や看板を降ろさざるを得ない飲食店、そして生活に行き詰まる人たちから悲鳴があがりました。宿泊施設を運営する仲間は大丈夫だろうか。母子家庭の親子はきちんと生活できているだろうか。そんなことばかりが頭をよぎる中で、東京都議会議員選挙へ出馬いたしました。結果は19,137票を江東区民の皆様から頂くも当選叶わず。選挙直後は目の前が真っ暗になり、応援してくれた皆様やボランティアの方々への申し訳ない気持ちでいっぱいとなりました。

しかし、選挙を通じて多くの方々から、さまざまなお悩みを直接この耳でお聞きした体験を思い出しました。生活苦、DVによる離婚、孤独や孤立という埋めがたい寂しさ、突然発覚した病気、子どもの不登校…。「一度の落選なんかで落ち込んでいる場合じゃない」「伝えて頂いた声を政治家としてしっかり議会へ届けなければ」 徐々に政治家への思いが強くなっていきました。

大学時代から面倒を見てくださっている蓮舫議員の秘書として参議院議員選挙期間に東京都内全域を連日回り、多くの方々の切実な声に改めて耳を傾けました。コロナ禍に追い打ちをかけるように物価高に苦しむ多くの人の声。そうする中で「もう一度挑戦したい」という思いは募り、再び駅に立ち始めました。そして「もっと区民の皆様の身近な問題を解決したい」という思いから、江東区議選への挑戦を決意しました。

人のために働きたい。そして究極的には核のない戦争のない世界をつくるために汗をかきたい、今、そんな思いで奮い立っています。

私、高野はやとは再び江東区から、人々の暮らしを守るための闘いを始めます。またゼロからの挑戦です。自らの原点を決して忘れることなく、街にあふれる小さな小さな声に耳を傾ける。そんな政治家であり続ける覚悟です。

高野はやと

覚悟と決意全文(江東区議会議員選挙2023)
選挙ビラ裏面