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整体院Happy・Birdの院長を務めている盲目整体師の高野智洋です。私は視覚に障害が…

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整体院Happy・Birdの院長を務めている盲目整体師の高野智洋です。私は視覚に障害があり全盲ですが、手の感覚と耳を頼りにして、全身全霊で日々の仕事に取り組んでいます。私が書いた、動物のオリジナルストーリーで健康情報を発信していきますね!楽しく読んでいただけたら嬉しいです★

最近の記事

けんこうの森ストーリー SEASON2 第1話

熊太郎の腰痛 バード先生とブルービーが協力して作り上げた健康サロンが 森の中に開設されました。 木のベッドや動物治療室の準備だけではなく、 バード先生が住み込みで仕事ができる環境になっています。 また、森の仲間たちも協力をしてくれたので、 思ったよりも早く出来上がりました。 バード先生は、木のベッドを見つめながら、何かを考えて、 ブルービーに話しかけます! 「これで、ようやく患者さんをここで治療できるでしょう。 ブルービー君 、熊太郎さんを呼んできてもらえませんか?」

    • けんこうの森ストーリー 第10話

      バード先生が森に健康サロンを開設!? 岩の上に立った、バード先生は森全体に響きわたる声を出します。 「皆さん 私は、ブルービー君に、森の仲間を助けてください。と、懇願 されてここまで飛んできました。彼の仲間を思う気持ちに感動したので、皆さんの健康サポートをさせていただきたいのです。いかがでしょうか?」 バード先生の提案を聞き終えると、静まり返っていた森がざわつきます。 熊子 が最初に口を開きました。 「ぜひお願いしたいわ。」 森の仲間たちも、うんうんとうなずいています。

      • けんこうの森ストーリー 第9話

        バード先生の決意! 岩の椅子に腰かけた、熊太郎は背中が丸まり、つらさがにじみ出ています。 バード先生は熊太郎に尋ねました。 「熊太郎さん、いつごろから腰が痛くなりましたか?」 「もう1年前くらいからになります。」 「なるほど。1年前から痛むんですね。」 「はい、ズキズキして腰がしんどいです。」 バード先生 はさらに質問しました。 「どのような動きをしたときに、しんどくなりますか?」 「そうですね。腰を曲げ伸ばしするときです。」 それから、バード先生 は熊太郎の腰の

        • けんこうの森ストーリー 第8話

          危機感を感じる森の仲間たち 熊太郎と熊子の会話を聞いている皆が、ざわざわとしてきます。 熊子は話を続けました。 「魚や肉が運ばれてこないから、皆が食べるものがなくて困っているんだよ。」 「そうか、わしは、腰が痛いから最近は、あまり仕事をまともにしておらんかった。もしかすると、魚がクックさんの所へ届いていないのか?」 「ええ、お魚を買いに行ったら、クックさんがそのように話してくれたわ。」 「これはいかん、どうしたらよいんじゃ。」 熊太郎は頭を抱えました。 「ひょっとすると、

        けんこうの森ストーリー SEASON2 第1話

          けんこうの森ストーリー 第7話

          森ではたいへんなことが! 熊太郎 は熊子に聞きました。 「村で何が起こっているんじゃ?」 「実はね、村のお店に食料が運ばれなくて大変なことになっているの。」 「え、なんだって!」 森の仲間たちはびっくりしました。 🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀 ブルービーがバード先生と森に向かっていたその頃・・・ 地元の森では・・・・ お腹をポンポコポン♪ポンポコポン♪と手でたたきながら、 タヌキのポンタが温泉まで歩いてきました。 ポンタを見つけた熊太郎が声をかけました。

          けんこうの森ストーリー 第7話

          けんこうの森ストーリー 第6話

          バード先生の厳しい一言 ブルービーとバード先生は、羽を広げて森に向かい飛んでいます。 ブルービーは、またバード先生の、美しい姿に感動しています。 なぜなら、羽を広げてまっすぐ飛んでいる姿がすごくかっこいいからです! しばらく飛び続けていると、ようやく、ブルービーの住む森に到着しました。 温泉でぬくぬくしている、仲間たちのもとに行き、ブルービーが声を掛けます。 「ねぇみんな、症状を改善してくれる、名医のハッピー・バード先生を連れてきたよ。」 温泉で療養していた仲間が

          けんこうの森ストーリー 第6話

          けんこうの森ストーリー 第5話

          これで森のみんなが助かる!? 部屋に通されたブルービーは、 緊張で体中がガチガチになっています。 なぜなら、バード先生の羽の色とスタイルが あまりにも素晴らしいからです! さらにバード先生は、落ち着いた口調で会話をするので、 ブルービーは、尊敬のまなざしで見つめています。 「ブルービー君、もしよかったら、 この特製ハチミツドリンクを飲みませんか?」 「あ、はい、いただきます。」 ブルービーは、葉のコースターに置かれた木のマグカップを手に取り、 ごくりと 飲みました

          けんこうの森ストーリー 第5話

          けんこうの森ストーリー 第4話

          名医バード先生との出会い ブルービーは、最後まで記事に⽬を通して気づいたことがあります。 その気づきは3つです! ① キャッティーさんは、定期的に治療をしていたこと。 ② ⾃分⾃⾝でもケアをしていたこと。 ③ 名医、ハッピー・バード先⽣の存在 。 この記事を最後まで読んだブルービーは、 胸の奥底から熱いものが こみあげてくるのを感じました! 間違いない、このハッピー・バード先⽣なら 僕らの仲間を救ってくれるぞ。 と、⽬を輝かせながら、 隣の「元気の森」まで⾶

          けんこうの森ストーリー 第4話

          けんこうの森ストーリー 第3話

          何かに気づく・・・ブルービー 仲間を助けたいブルービーは、さまよう⽇々が続きます。 ⼀⽅、温泉で療養をしている仲間たちは、 相変わらず毎⽇だらだらと 温泉につかりに来ています。 ランオウ は温泉につかりながら持ってきたお酒を飲んでいます。 「グビグビ、今⽇も酒がうまいの〜。」 それを⾒た熊太郎 はランオウに声をかけました。 「ランオウさん、わしにも酒を分けてくれんかのう?」 「もちろんだ、飲め飲め熊太郎さん。」 「は〜この時間が幸せだな♪」とリッキー。 この

          けんこうの森ストーリー 第3話

          けんこうの森ストーリー 第2話

          奇跡を起こせ!ブルービー 森の温泉でいつまでも療養をしている動物たちが ワイワイと話をしています。 そして近くの⽊の枝から、 じっと彼らを眺めている⿃がいます。 その⿃はたまらず、バサバサと⽻を広げて、彼らのもとに⾏きました。 「ねえみんな、ずっと温泉につかっているけれど、まだ良くならないの?」 彼らはふと気づき、声のする⽅に⽬を向けました。 「なんだ。ブルービーか?驚かせるなよ!」とランオウ。 「何か⽤かい?」と熊太郎。 「どうしたの?」とリッキー。

          けんこうの森ストーリー 第2話

          けんこうの森ストーリー 第1話

          ある森の動物たち! ある森に、たくさんの動物たちが暮らしています。 しかし、そこに住む動物たちは、あまりに不摂生な生活をしています。 では、この森で、いったい何が、起こっているのでしょうか? さあ、では今からちょっとのぞいてみましょう! 森の中に、温泉が湧き出ていて、 身体が疲れた動物たちが療養を目的にして訪れてきます。 腰に手を当てた熊の、熊太郎がのっしのっしと歩いています。 「う~ん、腰が痛くてたまらん。」 熊太郎の独り言を聞いていた、リスのリッキーが声を掛けま

          けんこうの森ストーリー 第1話