![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99039377/rectangle_large_type_2_c727f078cc3305c4616cc9a74dcf7e80.jpeg?width=800)
けんこうの森ストーリー 第1話
ある森の動物たち!
ある森に、たくさんの動物たちが暮らしています。
しかし、そこに住む動物たちは、あまりに不摂生な生活をしています。
では、この森で、いったい何が、起こっているのでしょうか?
さあ、では今からちょっとのぞいてみましょう!
森の中に、温泉が湧き出ていて、
身体が疲れた動物たちが療養を目的にして訪れてきます。
腰に手を当てた熊の、熊太郎がのっしのっしと歩いています。
「う~ん、腰が痛くてたまらん。」
熊太郎の独り言を聞いていた、リスのリッキーが声を掛けました。
「おや、熊太郎さんではないか?
そんな不自然な歩き方をして、いったい何があったんだい?」
「お~、リッキーさん!実は、最近腰を痛めての~、
どうしようにもならないからこの温泉に来たんじゃ。」
「なるほど、それは大変だ。まあゆっくり休めてくださいな。」
「ありがとう。ところでリッキーさんあんたはどうしたんじゃ?」
「数日前から肩を痛めて、この温泉に来てるんだよ。」
「なるほど、お互い大変じゃの~。」
このように、二人は痛めた身体を療養するために温泉につかっていました。 それを聞いていた、ライオンの、ランオウが二人に話しかけます。
「ヒックヒック、お二人さんも大変だね。」
「おー、ランオウさんではないか?」と熊太郎とリッキー。
熊太郎はランオウに尋ねました。
「あんた、こんな昼間っからお酒を飲んで大丈夫なのかい?」
「なんせ、私は昔から体が丈夫なんでね。全く問題がないよ。」
「まあ~、あんたは、百獣の王と呼ばれるぐらいだからね。」とリッキー。
ランオウ は「はっはっ~」と高らかに笑いました。
「ところで、あんたはどこが悪いんじゃ?」と熊太郎が聞くと、
ランオウ は答えます。 「お~、わしは、もう1年前から腰が痛いんだ。」 「なんと?それは大変だね。」と熊太郎。
このように森の仲間たちは、温泉療養をしながら身体を休めていたのです。
しかし、3か月・6か月たっても彼らの身体は全く良くなりません!
なぜ?温泉療養で身体が回復しないのでしょう?
この森の温泉は、療養ができるはずなのに…次回に続く…!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?