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けんこうの森ストーリー 第10話

バード先生が森に健康サロンを開設!?

岩の上に立った、バード先生は森全体に響きわたる声を出します。
「皆さん 私は、ブルービー君に、森の仲間を助けてください。と、懇願
されてここまで飛んできました。彼の仲間を思う気持ちに感動したので、皆さんの健康サポートをさせていただきたいのです。いかがでしょうか?」

バード先生の提案を聞き終えると、静まり返っていた森がざわつきます。
熊子 が最初に口を開きました。
「ぜひお願いしたいわ。」
森の仲間たちも、うんうんとうなずいています。
「バード先生、我々の健康サポートをお願いします。」と
熊太郎も声を出します。

バード先生 は続けました。
「ありがとうございます。この場所に、動物の仲間が訪れる、
健康サロンを開設します」

「本当に!?」
すごくうれしそうな表情で、ブルービーは大声を出しています。
「それはとても助かる。」とランオウ。
「やったー。」とポンタ。
「うれしいな♪」とリッキー。
仲間の動物たちも大喜びです。

「熊太郎さん。」
バード先生は熊太郎さんに言いました。
「なんでしょうか?」
「本格的に腰痛治療をする前に準備をします。
それまで、つらいかもしれませんが、待っていただけますか?」
「もちろんじゃ、この腰痛を何とかしてもらえるのであれば、我慢しますとも。」
バード先生は首を縦に振り、話を続けます。
 「サロンを開設するまでの期間、自宅でしていただきたいセルフケアが
あります。簡単な体操なのですが、続ける約束をしてもらえますか?」
熊太郎はうなずきました。
「はい、バード先生お願いします。」

こうして、彗星のごとく現れたハッピーバード先生によって、
この森の動物は救われていきます。

これもすべてブルービーの、仲間を思いやる行動により、
状況が次々変化した結果です。

バード先生とブルービーは、約1か月かけて、
「森の健康サロンHappy・Bird」を誕生させることに成功します。

ここから、森の仲間がどんどん健康になる話が始まります!
次回からは、身体で悩む動物たちの症状をお話ししていきます。
皆さん、この健康の森の話を、楽しみながら読んでくださいね!

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