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けんこうの森ストーリー 第3話

何かに気づく・・・ブルービー

仲間を助けたいブルービーは、さまよう⽇々が続きます。

⼀⽅、温泉で療養をしている仲間たちは、
相変わらず毎⽇だらだらと 温泉につかりに来ています。

ランオウ は温泉につかりながら持ってきたお酒を飲んでいます。
「グビグビ、今⽇も酒がうまいの〜。」
それを⾒た熊太郎 はランオウに声をかけました。
「ランオウさん、わしにも酒を分けてくれんかのう?」
「もちろんだ、飲め飲め熊太郎さん。」
「は〜この時間が幸せだな♪」とリッキー。

このような感じで、彼らは、⽇々の⽣活が全く変化していません。
⽊の枝に⽴った、ブルービーが悲しそうに⾒つめています。
「何かできることがないのかな?」とまた悩み始めます。

そこに、仲間の⿃が⾶んできます。
「やぁ、ブルービー、そんなに悲しい顔をしてどうしたんだい?」
「う、うん、何でもないよ。」
ブルービーはごまかして答えました。
「そっか、これを渡しに来たよ。」
「なんだい?」
「あ、今⽉の動物新聞だよ。」
「ありがとう♪」
ブルービーはお礼を⾔って新聞を受け取りました。

動物新聞を⼿渡すと、仲間の⿃は去っていきました。
バサバサと⽻を広げて、ブルービーは新聞に⽬を通します。

新聞には、動物たちのためになる様々な情報が記載されています。
⼀通り⽬を通して、ある記事にふと⽬を⽌めました。

そこには、このようなことが書かれています。
「元気の森」に住んでいる、猫のキャッティーさんのコメントです。
⽝のワンさんがインタビューをしています。

ワンさん 「慢性的に悩んでいた⾸コリが改善してどうですか?」
キャッティー 「あ、はい、最近眠るときがとても楽です。」
ワンさん 「バード先⽣に治療をしてもらい、どのくらいの期間で良く なりましたか?」
キャッティー 「そうですね。私の場合は、約1か⽉かしら。」
ワンさん 「なるほど、1か⽉ぐらいで変化があったんですね。」
というような、記事が書かれています。

その記事に興味を持った、ブルービーは真剣に最後まで⽬を通しま す。
そこで、あることに気づきました。

次回に続く…!

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