TAKAMI@BizDev

大学院卒業後、某戦略コンサルに入社。その後、M&AのPJに参画したこと契機にP…

TAKAMI@BizDev

大学院卒業後、某戦略コンサルに入社。その後、M&AのPJに参画したこと契機にPFファンドに転職。2023年9月より独立。コンサル時代よりナンパ活動を開始。単日10即、単月55即を達成。2024年4月にとある純粋無垢な女性との繋がりを契機にナンパを完全引退。パートナー探しの旅に出向

最近の記事

第64_無菌状態は健全ではない

子どもの頃、葡萄のぷりぷりとした小粒の実をいくつもほおばっては、もぐもぐと動かして実と種を取り分けた。甘酸っぱさが広がり爽やかな気分になりながら、空に向かってピッピッとザラついた種を飛ばす。あの開放感は、そういえば最近はほとんど味わっていない。品種改良が進んだせいもあろう。そればかりではない。サッシの窓や衛生管理といった「近代的な暮らし」には、種を飛ばすの空間はなくなった。  何もかもが整備され管理され、無駄が省かれる社会が良しとされて久しい。深く考えるほどのことではないか

    • 第63_複数のクラスタにお金を貸した話

       約束をしていた全員のクラスタにお金の貸付が完了しました。合計900万くらい。背景としては、2023年夏頃に貯金が3,000万円くらいありましたので、口座に現金を寝かせるよりはマネグダが多いクラスタにお金を貸すことで、利息ばかり支払って元金が減らないクラスタの人生レベルの悩みを解決してあげられるのでは?と思ったことにあります。結論、めっちゃ「後悔」しているというブログを書きます。  界隈に入って痛感したのは、この界隈はマネグダ難民が多いということでした。その日暮しのクラスタ

      • 第62_自由な選択肢

         これほどまでに女性の活躍を謳っておきながら、日本という国ほど旧態依然、古い考えに縛られている国も珍しい。  少し前に、ある女性教員が、職場(学校)での旧姓の使用を求めて訴えを起こし、敗訴したというニュースを目にした。女性は、「教員のキャリアでは一貫した性を使いたい」という、至極自然な感情のもと、学校側への訴えを起こしていた。判決は、旧姓の使用を認めないことを「違法な侵害であると評価することができない」というものであった。もちろん、こうした訴えが聞き入れられなかったこと自体

        • 乖離

          鯉のぼりの月に入った。夏は風鈴の音が、いかにも涼しげなメロディーを奏でる季節。水を打った庭先からひんやりとした空気が気持ちいい。隅に置かれたうちわを手にして、ゆらゆらと動かしながら遠くに視線を送る光景。  日本の夏の古典的な光景だろうが、今の都会ではもうほとんど見かけない。こうした暮らしを拒否し、一丸となってモダンな生活を求めて突き進んできたのだから当たり前なのかもしれない。けれど、モダンといってもあまり分からないから、結局、隣の人たちを真似した。あっちを向いたり、こっちを

        第64_無菌状態は健全ではない

          第60_民主主義をするものへ

            縁も所縁もない、あるいは全く遠い世界の学者先生の誰が日本学術会議の会員に選ばれようが、誰が政府によって拒否されようが、そんなことは我々の日々の暮らしになんの影響もない。「世論」の動向を見ているとそうとしか思えないのだが、しかし、それで本当にいいのだろうか。  例えば、最高裁が提出した裁判官の新任再任名簿から内閣が何人かを拒否して、その理由や根拠は決して明らかにしないとする例の判例。いろいろ調べていくと、再任拒否の裁判官が、国が訴えられた裁判で国側敗訴の判決に関わっていた

          第60_民主主義をするものへ

          第59_多産少死から少産少死へ

           たしかに、日本は少子高齢化する人類社会の先端をひた走ってきた。ほとんど孤独のトップランナーだったと言っていい。これまでのところは。  しかし、世界人口統計を読んで驚いた。日本は、東アジアでは出生率が最も高くなっていた。我々の少子化へ走る速度が緩んだのではない。東アジアの後続集団の速度が劇的に上がったのだ。韓国は既に人口減少に転じ、そして世界最大の人口を持つ中国も同じく人口減少に転じた。  現代の「人口減少クラブ」には東アジアの国々ばかりが参加しているように見えるが、ヨー

          第59_多産少死から少産少死へ

          第58_本質を見極める

           幼い子どもたちの受難が続く。朝、元気よく飛び出していった子どもが、夕方、無言の遺体となって見つかる。親にとって、これほど悲しく、悔しいことはないだろう。  犯人を八つ裂きにしても足りないと思うに違いない。自分の身内で起これば必ず私もそう思う。無邪気で無防備な子どもの命を、自らの欲望のために弄ぶなど、決して許されるものではない。多くの人もまた、そう思い、心穏やかでいられないからこそ、犯人に対する厳罰が叫ばれる。しかし、それは一歩間違えれば、復讐、リンチの思想になる。近代司法

          第58_本質を見極める

          第57_民主主義とは

           香港での情勢を「ポピュリズム」という言葉を使って分析する記事を多くみかける。ポピュリズムという言葉は、ブレグジットやアメリカ大統領選挙、アメリカのみではなくフランスやイタリアの大統領選挙でも使用され、昨今、日本でも多用される言葉となりつつある。ポピュリズムと対比する言葉としてデモクラシーがある。近年の傾向として、デモクラシー=善いもの、ポピュリズム=悪いものというような図式が成り立っている。  トランプの当選にしろ、ブレグジットにしろ、民主的な選挙の結果として、そうした選

          第57_民主主義とは

          第56_不羈独立

          春探しを本格的に開始して刹那にも20日が経過しました。この20日間で合計5名の女性と会いしました。方法としては主に2つで、マッチングアプリと友達経由での紹介になります。そこでわかったこと、自分として何を大事にしたいか、など、現時点での考え方を整理したいと思います。 流れ 自分の整理→どういった女性が良いか→20日間のアクション整理→今後の方向性の検討 (春を探したいと思った契機) 関西のど田舎出身で2年に1度といった具合に帰省頻度が少なかった。家族とは新幹線が止まる駅で

          第56_不羈独立

          第55_エピローグ

          3月終わりに春候補に負け、狂ったように筋トレにアクセルを踏みました。3月24日から始めたFeelcycleは4週間経たずして既に23回受講し、パーソナルは週2回、anytimeも4月に契約を開始し、週3回のペースで筋トレをしています。食事も気にかけており、筋トレ中心の生活になりました。筋トレにアクセルを入れた端緒は疑いなく春候補の存在でした 昨日春候補から久しく連絡がありました。 その前のメッセージでは桜を観に行こうと誘って返事なし、数日経って適当に返された挙句、なぜかワ

          第55_エピローグ

          第54回_凋落する公教育

           先日、曽祖母の命日に親戚一同で集まる機会があった。思えば地元を離れて久しく経っていたため、久しぶりの顔ぶれに話は尽きなかった。その中で、親戚の息子が持ち寄ってきたのは、教科化された「道徳のプリント」であった。現政権が好みそうな徳目に沿った言葉を、あの手この手で、公園遊びを生きがいとするアニメキャラクターから引き出そうとしている。ご苦労なことと思う。  私が小学生だった頃、返されるプリントには先生の手書きのコメントが付いていて、その達筆から、これが大人の書く文字、言葉なのだ

          第54回_凋落する公教育

          第53_スト引退

          平素よりお世話になっております TAKAMIです 途中3ヶ月ほど中抜けをしていた時期はありますが、約1年間続けてきたストを完全に引退します。ストに関連する最後のブログとして、本稿ではこれまでの振り返りと、スト引退の契機、今後の活動について叙述いたします。冒頭ではございますが、ストを通じて関わってくださった方全員に伏してお礼を申し上げたいと思います。 私がストに出会ったのは、戦略コンサルで働いていた時期なので、もうずいぶん前の話になります。上司の顔色を伺うため毎週のように合

          第53_スト引退

          052_読書離れ

           小学生の頃、まだ本を読むという習慣すらできていないのに、図書委員会というだけで半ば強制的に参加させられた読書会。与えられた短編すら四苦八苦しながら読んだ記憶がある。  時が進むうちに想いが変わる。自身が持っていたのは「ここが面白い」という程度の感想だった。だが、高校の時に参加した読書会にて、参加者から出てくるのは一つの面白い、ではなかった。十〇人いれば違う面白いが存在していた。まさに言葉のシャワーを浴び続けた二時間。読書という観念がひっくり返され、思い切りかき混ぜられたよ

          052_読書離れ

          051_命と食と教育

           近年の子どもの生活環境や生活習慣、ワンタッチでお湯が出たり、AIで自動で作業ができたり、それこそ車で自在に移動できたりする暮らしは、戦前や戦後すぐの子ども時代から見れば、SF的世界に他ならない。しかし何かしようとすると禁止され、諸事考える必要のない、簡単便利で楽な「猿でもできるワンタッチ」式の、判で押したような行動ばかりしていると、人間として十分に発達ができず、それこそ猿に退化してしまわないかと老婆心が起きる。  こういう今の日本の、自由な創意工夫を遠ざけ、万事効率第一と

          051_命と食と教育

          050_2023年12月事業収益報告

          当該Blogでは主に3つのテーマで投稿します - 資格勉強の過程、方法、報告 - 事業収益報告 - 思考整理 2023年11月振り返り 2023年12月結果 前月比 顧客数:3社→3社 売上:¥2,064,854→¥2,288,444 営業利益:¥1,897,504→¥2,220,000 12月特筆事項 B社に交渉し人月単価を上げていただいた A社に契約更新しないことを伝え、今月から新規の案件に参画している(150万/月) 新たに新規の顧客を獲得し今月から稼働

          050_2023年12月事業収益報告

          049_Day 1 キックオフ 当日

          こんにちは  前回の記事では、Day1前にやっておくべきアクションを記載しました。Day 1はPJの開始日を指しますが、開始日以前からアクションを取るべきという趣旨です。これによりPJの成果が決まると言っても過言ではありません。特に、ステークホルダーとの初回顔合わせで、知識の欠落や経験不足が露呈するとその時点から足元を見られます。期待値調整は当然に大事ですが、ステークホルダーから信頼された上でPJを進めていくことが重要です。PJの指揮系統の円滑化に繋がります。    今回の記

          049_Day 1 キックオフ 当日