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MRという仕事における自由とキャリア

新卒からMR(製薬会社の営業)として働き始めて約10年…
そろそろ将来のキャリアについて考える時期にきています。

マネージャーへの道に進むのか、
MRとして働き続けるのか、
それとも他の部署を希望するのか…

そんなタイミングで研修を終えた新入社員が配属され、
同行する機会があったのでキャリアについて聞いてみました。

・管理職になりたくない
・ずっと内勤しているのが無理
・MRなら自由


ざっとそんな印象を持っているとのこと。

MRの自由度の高さは魅力的

ぼくは製薬会社に勤務し、営業部門に在籍しています。

製薬業界では営業職のことを
MR(医薬情報担当者)と呼んでいて、
生命関連製品である医薬品を取り扱うため
一般的な営業とは異なる部分があります。

例えば価格にはタッチしない(価格交渉をしない)
がわかりやすいところ。

逆に営業職全般に言える自由度の高さは共通しています。

そんなMRの自由度の高さは魅力的で…

1ヶ月20営業日だとすると、
会議、研修、ミーティング以外は外勤なので、
18日ぐらいは営業に出ています。
しかも直行直帰の日もあるため、
まったく会社に寄らない日も少なくない。

正直、このnoteも営業の途中でスタバに寄って、
そこでポチポチ書いてます。

ただ、自由には責任が付いて回るので、
成果を出して、やることをやっていないと、
そんな自由も制限されるようになってきます。

しょっちゅう所長同行を組まれたり、
訪問結果を詰められたり、
行動結果を晒されたり…

逆にいえば、やることをやっていれば
ある程度の自由は確保できるということ。

訪問計画も自分で決めるので、
MRの自由度の高さは魅力的。

ということで新入社員のイメージは間違ってない。

キャリアって難しい


そんな自由度の高いMRですがキャリアって難しい…
なんて考えることが増えました。

「管理職って楽しいよ」というnoteでも書きましたが、
いくらやりがいのようなものを聞いても、
そこへの憧れが抱きにくい。

▼関連記事

いわゆる中間管理職の板挟みによるストレスや、
外勤から内勤という働き方の変化への抵抗、
約3年に1回の全国転勤という勤務地への不安、
などなど…

実際「管理職を目指さない」
と明言している人もいます。

もちろん管理職になる道ではなく、
MRとしてキャリアを進める道もありますが、
社内的にそれを明言しにくい環境があります。

なによりMRを評価する側の所長は
「MRにも所長になってもらいたい」
と思っている感が強い。

どっちが偉い偉くないの話ではないのですが、
ポジショントーク的なもので、
今後のキャリアを聞く際にそっちに誘導するフシがある。

別にそれを気にする必要はありませんが、
「管理職側ではなくそっち側にいくなら、
 それなりのスキルを身に付ける必要がある」

的なプレッシャーを感じます。


いずれにせよ、ぼく自身は
セカンドキャリアプロジェクトとして、
40歳までに今後の働き方について考えているので、
自由に動けるうちにいろいろ行動していきたいと思っています。

最近考えていることをつらつらと書いてしまいましたが、
こうやって自分の思考を見える形で残しておくと、
将来見返して何かしらの役に立つかなー
と思って残しています。

最後までありがとうございました!

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