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『子供生まれたら専業主婦になんの?』

え???

思わず思考が止まった私に 当たり前の様に聞いてきたその人は。
私が仲良くしている所謂 MIddle agedの社長。

奥様はもちろん専業主婦。

その方に”おめでたお祝い膳”をして頂いている途中にその言葉は投げかけられた。

え???

思わずもう一度私の口から出て来た言葉。

え??なんで? なんで子供産んだら急に専業主婦になるって選択肢が出てくるの?

と頭の中ではちょっとパニック。

それもその筈 フランスではそんなの一度も聞かれた事が無いからだ。
ってか日本でも”専業主婦になるの?”と言う問いは初めてで 全く一度も微塵も頭を掠めた事も無かったのでかなりの衝撃だったのだ。

フランスでは子供は二人で育てるのがもう本当に当たり前の認識なので男性も”僕の赤ちゃん””僕の子供”と言う認識が当たり前に高い。

からカップルで子供を作ってその後カップルの関係は破綻しても関係は良好で
”子供の父親””子供の母親”と言う認識で相手のことを”父親としてはいい人”と言う話は良く聞く。Partnerとしてはもう無理だが”子供の父親、母親には変わりないしだからと言ってカップルを無理して続ける必要も無い”と言うとても自然な感じだ。

因みに仕事で忙しかろうと男女ともに共働きが当たり前なので協力してHouse Hold回すのも仕事、子育ても当たり前。

二人とも主軸、が当たり前なのだ。

勿論うちのオットも”産んで直ぐにTakakoちゃん、日本に仕事で帰っても大丈夫!!僕が全部面倒みるからー^^"(勿論家事能力の差はある。笑)
ってノリで(勿論乳は出ないが。笑)寧ろ”Takako稼いで来い”位の勢いだ。笑

そして多分これはFranceに限ったことではなく、多くのEuropeの先進国ではそうなのだと思う。

文化の違いだけど”男子厨房に入らず”もないし、”男性がおむつ替えも育児も子育ても出来て当たり前”
だから公園で小さな子を連れたパパだけと言う光景はめっちゃよく見る。そして会社勤めなら育児休暇は21日間、うち7日間は義務。

因みにうちの近くのPre kindergarden(保育園)は生後2週間から預かり可能。笑
早い!!(Privateだけど)

そして子供を産んだからといってパートナーから”お母さん”と呼ばれる事はない。
子供を産んでSexyさを失うなんてFrance的にはあり得ない。

”Sexyである事”は男女ともにMust事項だし 自分の考えを相手に的確に伝えるCommunication Skillや物事を自分で解決する”生きる力”もMust事項。

ある程度の年齢いった女性に対してまでも ”何も出来ないのが可愛い”と言う 未熟さ=可愛さ と捉えられるのは日本独特だろう。

日本以外では”強さ=Sexyさ” だからDisneyもHollywoodも”30年前は”お姫様”がヒロインだったが今では”戦うSexyで強い女性”がヒロインに総変わりしている。

http://www.futureedu.tokyo/education-news-blog/2017/7/4/new-role-models-from-new-princesses

世界的にはMatureness(成熟度)女性でも自分で稼ぐ力、Sexyさ、Smartさ等がいい女の条件。
まあ、マドンナやビヨンセやベネロペやリアーナや 見てると言わずもがな。だけど。

専業主婦もガッツリ仕事だと思うから全然OK! 専業主婦をしてそれで旦那さんから毎月定期的に”給与”が支払われている人も知っている。

ただ”子供が出来たら女性が専業で世話をするのが当たり前”って認識が普通に投げ掛けられた、2022年でしかもTokyoのマン真ん中で、って事に驚いたのだ。

あーーーーびっくりした!笑

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