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忘れないために。

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社会課題や世の中の動向、そのほか取るに足らない物事に関して、自分が思ったことを書き留めておくためのマガジンです。
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#コラム

或る土曜日の決意表明

ソウルから帰国し、品川駅でJR線に乗り換える。夜の10時過ぎ、突然の満員電車へ、無理に乗り込…

ファッションには、無駄と消費が必要だ。

5月末、古着屋に6年間勤めた友人が退職した。彼とはもう10年くらいの付き合いで、10代の頃から…

何者にもなれなかった僕の「編集」という仕事について

 小さい頃から、何者かになりたかった。その何かをずっと探していた気がします。  小学生の…

懊悩と評判と葛藤と。

 2019年が始まって1カ月が経とうとしてます。時の流れは思いがけず早いもので、今月は前半10…

人生には「選ばれなかった道」がある

 この週末はいよいよセンター試験。気がつけば、自分が受験をしてもう10年が経つのです。高校…

「エモい」の数だけストーリーがある

 朝食を食べながら妻がふと「朝日ってエモいね」と言った。「夕焼けの方がエモくない?」と僕…

何者にもなれないのかもしれない

 今のご時世、時代は変わっても、肩書きというものが非常に重宝されます。高学歴で、資格を持ち、優良企業に就職をする。留学経験や外国語などのスキルがあれば尚良しです。それらは全て自分を表す肩書きとなって精神に安定を齎します。肩書きは他人が客観的判断を下すにはもってこいの材料で、彼は語学が堪能だとか、弁が立つとか、肩書きに応じてそういった類の選分までなされるわけです。  だから、誰もが肩書きを求めるのは当然のことかもしれません。格付けされるために優位となる所属を望むわけです。肩書

もっと消極的に生きてもいいのに

 フリーの編集者といえば、みな社交的なイメージです。業界の友人との幅広い付き合いがあって…

「かっこいいビジネス」を言語化したい

 利益度外視でクリエイションを追求しているとか、一方で絶対に儲かる仕組みとか、クリエイシ…

結局メディアって何なんだろう。

 悩んでおります。フリーランスになって1カ月。僕は記者なのか、編集者なのか。何になりたい…

結婚式から1年が経っても、あの日のモヤモヤが忘れられない

 彩乃さんとの結婚式から9月17日で1年が経ちます。台風直撃という最悪のコンディションの中、…

“普通”ってなんだ、発達障害から考える個性と病気の境

 昨夜、下北沢の本屋「ブックアンドビア(B&B)」で行われた「私たちは生きづらさを抱えてい…

僕たちはみんな“揺らぎ”でできている

 帰省中の実家でなぜか昔の「scholaスコラ 坂本龍一 音楽の学校」を見てたんですが、ご存知YM…

真面目な人が損をする世の中の仕組みについて

 朝の通勤ラッシュの時間帯に駅員たちが慌ただしく清掃作業にあたっていた。どうやら利用客が嘔吐をしてしまったようだ。しかも、エスカレーターで。片側のエスカレーターが止められ、4人もの駅員が無表情で作業を続けていた。  この時間に4人もの駅員がやらなくていい仕事をやっている状況を見ると、なんだかなあと思ってしまう。本当はホームに出て、電車の安全な運行をサポートするべき時間なのだろう。嘔吐してしまった乗客のことがわからないので(一見酔っ払いと考えがちだが、本当に体調不良だったかも