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忘れないために。

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社会課題や世の中の動向、そのほか取るに足らない物事に関して、自分が思ったことを書き留めておくためのマガジンです。
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記事一覧

役立つかどうか、について思うこと

昨夜の件の炎上について、すでにその思想に対する批判はたくさんあるし、当然そこに対しても思…

或る終わりと始まりについて

月並みなタイトルをつけてしまった。終わりと始まりを考えることは誰しも珍しいことではないの…

放任と成長の幸福論

アランの「幸福論」という本がある。僕は普段本を読んで泣きそうになることはあんまりないのだ…

文化の発展と支援に関する覚書

※以下の文章は構成や結論を熟考するよりも、まず思いついたことをとにかく文字に残していおい…

僕たちの平成が終わった。|「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」を見て

感情が溢れてしまいそうなので、読書感想文から逸脱して、映画感想文を書きます。今週公開され…

いくつかの3月10日。

1945年3月10日米軍の爆撃機B29の襲来により、約2時間で33万発以上の焼夷弾が投下された。所謂…

非効率、それから対話に関する殴り書き|「大人の学校」を作るために vol.1

ちょっと前の「大人の学校」をやりたいというツイートに対して少し反響があったので、一応思いつきで発言したのではなくて、実はずっとやりたいなと思っていたという背景を含めて、今考えている「教育」にまつわる雑記を定期的に書いていこうと思う。 SNS社会における「気持ち悪さ」の露呈「大人の学校」的なものに興味を持ったのは、違和感を感じたからだった。それは急にわかりやすい形で現れたのではなく、じわじわと浸潤するようにして、気がつけば現代に蔓延っていたような違和感、気持ち悪さ。 それに

或る土曜日の決意表明

ソウルから帰国し、品川駅でJR線に乗り換える。夜の10時過ぎ、突然の満員電車へ、無理に乗り込…

「地方創生」という言葉の魔力

週末に仕事で尾道へ行ってまいりました。尾道といえば、最近おしゃれなカフェやお店が増えてい…

ファッションには、無駄と消費が必要だ。

5月末、古着屋に6年間勤めた友人が退職した。彼とはもう10年くらいの付き合いで、10代の頃から…

何者にもなれなかった僕の「編集」という仕事について

 小さい頃から、何者かになりたかった。その何かをずっと探していた気がします。  小学生の…

懊悩と評判と葛藤と。

 2019年が始まって1カ月が経とうとしてます。時の流れは思いがけず早いもので、今月は前半10…

人生には「選ばれなかった道」がある

 この週末はいよいよセンター試験。気がつけば、自分が受験をしてもう10年が経つのです。高校…

人生には絶対に越えられない壁がある

 今年の4月、彩乃さんの妊娠が発覚しました。今まで家族以外ほとんど誰にも言っておりませんでしたが、結果から言うと、流産でした。といっても、本当に初期の初期のこと。妊娠発覚後、数週間経っても胎嚢(赤ちゃんを包む袋)ばかりが大きくなり、赤ちゃんが成長しなかったのです。最終的にはエコーで赤ちゃんを見ることもなく、稽留流産(胎児が死亡して子宮内にとどまっている形式の流産)という診断になりました。  それでも4月いっぱい妊娠初期ということもあって、彩乃さんはつわりも経験しました。ゴー