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【休職】産業医面談が辛かった件

毎回辛いって言ってんなこいつって思った人。正解。

休職していて、唯一といっていい会社との繋がりが月1回程度行われる産業医面談です。

年度マタギになった今回は産業医が変わるっつーことでタイミングが合わず、あれこれ調整してたら中3週ぐらいのタイミングで産業医面談が行われました。

さてyazuはご存知(?)の通り、初対面の人としゃべるのが苦手です。人としゃべるときは基本的に理論武装してから話をするタイプなので、全く知らない人としゃべる場合はどう話を組み立てればいいか分からないからです。

で、若干緊張しながらリモートで産業医面談がはじまりました。最初の一言目がこちら。

先生「で、状況は?」

で、ってなんだよ。初対面ではじめての言葉を「で、」と始めるのはおかしーだろ。こんな下らないところから人間嫌いyazuは構えてしまうわけです。生きるのが大変だね、yazuは。多様性の項目にyazuって項目入れておいてほしいです。LGPTのうしろぐらいに。

yazu「あー、えー、感情の起伏がコントロールできないときがあって医者と相談してます。相変わらず過眠の傾向はあって、薬の調整などしてもらってます」
先生「そうだよねー、眠そうだもんね」

いや、今は眠くない(断言)

目がたれてきてるのは年くってきたからです、きっと。てかリモート越しで初対面というハードルがあるなかで、この先生やたら突っ込んできやがります。

しばらくどうでもいいやり取りを2〜3分ぐらい続けた後、突然先生が本題に切り込みました。

先生「さて、休職して数ヶ月たってるわけで、このままだと休職期間の限度までいってしまう可能性があるよね」
yazu「はい…」
先生「そんな中、取れるやり方は2つだと思う。とりあえずゆっくり休職期間MAXまで使って治療に努める方法。もう一つは荒療治

え、なにその荒療治って。先生がダラダラと喋ってくれるんですが、その荒療治なるものの内容が出てこない。多分だけど、病気治ってなくても復帰して仕事をするって言う話なんだろうなと想像。

先生「yazuさんはどっちがいい?」
yazu「えーと…」

なかなかシビアな所に突っ込んできます。前任の産業医から引き継ぎはあったんでしょうが、今までの面談ではここまで突っ込まれたことはなかったので答えに窮してしまいました。

先生「迷う要素って何があると思う?」

困った顔が出ちゃったようで、先生がシャベルで論点の深堀を行ってきやがりました。いやー、やめてくれー

この時点で僕はちょっとキツくなっちゃって、取り繕う余裕もなく自分の今ある気持ちを述べることにしました。

yazu「現職に復帰したいという気持ちは正直ありません。ただ、3ヶ月でドロップアウトした人間が新しい職を見つけられるかというとその自信もありません。この二点が僕の悩みです。ここで自分の立ち位置がグルグルと行方不明になってしまっていると思ってます。先程の問いの回答に行き着かないです」

先生は「なるほどね」という感じで話を聞いてました。で、ひと呼吸おいてから。

先生「仕事を辞めることについては否定しないです。もちろん現実問題として仕事がないと生活ができなくなってしまうから次の仕事は見つけてから辞めたほうがいいとは思うんだけど。でも辞めることでyazuさんの人生が開けるなら、医者としては辞めちゃいなさいって言うかな

おおお、なんだこりゃ。久々に肯定された感あるぞ…隣にいる人事の人が若干苦々しい表情をしているけれども、まあそれは見てみぬふりをするに限る。

先生「いずれにせよ、スケジュールは区切ったほうが良い。荒療治するにせよ、ゆっくり治すにせよ、このままだと前には進まないから」
yazu「はぃ…(荒療治の内容が怖くて聞けない)」


先生「次、直接会って腹を割って話をしましょうかね」

突然の上司からの飲みに行くぞばりの発言です。え、え、ええーーーー!!!それって…

先生「yazuさんは出勤するのに1時間ちょいぐらいで来れるかな?」

ギャーーーー。出勤命令きたぁ〜〜〜(涙)

僕が露骨に嫌そうな顔をしたのがバレたのか、人事の人から声をかけられました。

人事「yazuさん、出勤できそうですか?」
yazu「は、はいぃ(超いきたくないけど断る理由が思いつかない)」
先生「こういうのは直接会って話をしたほうが通じるものがあるから」
yazu「(うええええ…昭和の飲みニケーションかよぉ)」

ということで、来月は数カ月ぶりの出社決定です。あ”あ”あ”あ”、やだな”ぁ”!!!会社の最寄り駅を通過しただけで気持ち悪くなったのに、今度は会社かよ〜〜〜。

しょんぼりしてる僕に、先生は最後にと言葉を綴りました。


先生「もう一度聞きたいんだけど。荒療治とゆっくり治すの、どっちが良い?」
yazu「ゆっくりで」←ヤケクソ

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