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主観と経験からの卒業

教師の仕事は他の職業に比べて成果が見えにくく、計測しにくいものです。

生徒たちの成長は、試験の点数などで可視化されるものと、目には見えないものがあります。

そして近年ではこの目に見えない能力こそが重要であり、非認知能力を大切にした教育活動が必要であるという考えが強くなってきていると感じています。

本校も「生徒は指導するもの」「成長させる、学ばせる、わからせるのが教師の仕事」という考えは根強いですが、そのベースは主観、経験、勘です。

学校の現場が変われない要因は、この主観、経験、勘による決めつけによるものが強いのではないでしょうか。

断定的にやっていた生徒指導も、掘り下げていくと実は確かな理論や考えに基づくものというよりも、個人的な考えや経験に基づいていたり、当然としていた文化であったりということがほとんどです。

この主観や経験ベースのものを、客観やデータに基づくものに変えていけたら、どんなことが起こるんだろうとワクワクしませんか。

まずは職員室内の教育観のアップデートと、他校の実践事例から学んでいきましょう!ということで、校長室にあった大切な本たちを職員室に移動しました。

おすすめ本の紹介コーナーも作り、手に取って眺めてくれたらOKです。

ぼんやりしていたものが可視化できるまで具現化していけたら、これまで無意識に踏襲していた学校の当たり前に気づけるようになっていくと思います。

主観から客観、経験からデータへ。

私も多くの諸先輩方や実践者の皆様から学び続けていきたいと思います。

授業実践に関する本多いです。
『教えない授業』はバイブルですよね。
『失敗の科学』も勉強になりました。
ペップトークは全教員が理解したいですね。
学びの空間はまだまだ成長中です。

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