知識の泉のミオナ
溢れるほどの知識の泉の畔で
ミオナは今日も頬杖ついている
教会の建つ島へと帰って行くのか
ミオナは明日この街にはいない
大空へと羽ばたく為の
翼を手にしたんだねミオナ
あなたを思う度涙が流れる
止まらないこの想いを
伝える術はもう失くしてしまった
今でも溢れ続ける知識の泉に
ミオナは二度と姿を見せない
鈍色に染まる空は
この胸の内を見てるようで
何にもしたくない
ただ椅子に座り壁を見つめているだけ
それでも明日は来る残酷なまでに
あなたを想う度涙が流れる
止まらないこの想いを
伝える術はもう失くしてしまった
知識の泉で…
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