気持ちを言葉にできない娘が言ってくれた「将来の夢」のようなこと
こんにちは!たっきーです。
ずっと長男坊とのことを記事にしていましたが、今回の主役は娘。
つい先日あったできごとで、娘の成長をうれしく思えた話です。
突然ですが、皆さん、「夢」って持ってますか?
あんな人になりたい、こんな風に生きたい。
いろんな形の「夢」があると思います。
私は夢を見ることが好きです。
もう人生半ばを過ぎたくらい年を重ねてますが、夢を見ています。
夢を持って生きていきたいし、夢がかなう場所へ行くことも大好き。
夢についてのお話を聞くことも好きです。
なんだか、頭の中がお花畑、みたいな人の話になってしまいましたが、今回は「娘が初めて語った夢らしい夢」のことを書きたいと思います。
正直な考え、気持ちを言えてるのかな?
娘は、保育園の頃から、先生や周りから頼りにされて育ってきました。
自分から進んで先生のお手伝いをするし、困っているクラスメートをサポートしたり。
毎日の授業でも積極的に手を挙げて発言したり、クラス活動では前に立ってみんなに指示を出して引っ張っていくような子です。
いわゆる優等生と呼ばれるような子を絵に描いたような感じです。
しかし、そんな娘が中学生になり、少しずつですが、違う一面、気になる一面が見て取れるようになってきました。
「自分の意見や気持ちを正直に言えない」
学校では、相手の気持ち、その場の空気を読んで、どう行動するか決めているようです。
家では比較的しゃべってる方だと思いますが、それでも、親の顔色を見て、親の機嫌をうかがいながら話をしている感じがします。
やりたいとは言わないけど、夢中になっていることはありますし、ほしいとわ言わないけど、こっそり集めているものもありますから。
正直になることで相手の機嫌をそこねるなら、我慢することを選ぶ。
決して悪いことではありませんが、自分の意見や気持ちをもう少しストレートに言えたら楽なのに…と思います。
ただ、これも性格だと理解して、話しやすい雰囲気を作るように心がけないといけないな、と考えています。
将来の夢を話せた日
こんな性格の娘なので、学校でしたいこと、大人になったらやりたいことをなかなか言うことができません。
将来の夢を聞くと、「人を助けることかなぁ」のようなことは言ってくれたことはありますが、基本的に「別に。ない。」とそっけない言葉を返すことがほとんどです。
でも、何か思いがあるんだと思います。
通っている中学校では責任あるような立場で活動しているし、勉強も一生懸命やっています。
高校受験を意識した生活をしているのは強く感じます。
ただ、「その先、どうしたいのか」はずっと気にかかっていました。
こんな心配をしていた娘が、つい先日、ある経験をして家に帰ったときに、将来につながりそうな一言を言ってくれました。
「保育士さんって楽しい!」
このときは、6年間お世話になった保育園へ制服姿を見せにいくと言って、友達と一緒に出かけた日でした。
夕方になってもなかなか帰ってこなかったので、「きっと担任だった保育士さんガールズトークでもりあがってるんだろうな」と思いながら、帰りを待っていました。
夕食前くらいにようやく帰ってきた娘にどんなことがあったか聞くと、「4歳児クラスに入って子どもたちと遊んできた」と少し興奮気味に教えてくれました。
遊んだときのこと、先生の手伝いをしたことを楽しそうに話したあと、最後に言った言葉が「保育士さんって楽しい!」でした。
娘の夢を聞いて思ったこと
自分の意見や気持ちを正直に言えなかった娘が将来の仕事にもつながりそうな話をしてくれて、ちょっと驚きながらも、素直にうれしかったです。
また、ぼんやりしたゴールを目指すよりも、応援しやすくなると感じました。
もちろん「これで決まり!」ではないですし、明日になったら違う夢を話してもいいと思っています。
たくさん考えて、いろいろと経験をしてみることは、将来の役に立つはずなので。
でも、ちょっと反省しなきゃいけないことがあります。
それは、アドバイスしたくなって、あれこれ言ってしまったこと。
「保育士への道はこうだよね。」
「こういうこともできる保育士さんを目指すといいよね。」
「きちんと勉強した方が未来が広がるよ。」
こういうときは、アドバイスじゃなくて、とにかく「共感」ですよね。
聞かれてもないことをしゃべってしまって、夢が重くなって、つぶしてしまうようなことをしてはいけないな、と反省ています。
これからは「寄り添う」スタンスで、娘の夢を応援します。
もちろん、長男坊、次男くんのことも。
昨日も保育士体験をしてきた娘。
ほんとに楽しんできたようだし、全力で子どもと遊んだみたいで、夕食前には寝てしまいました。
まだ寝てますが、「何が食べたい?」って聞いたら何て答えるか楽しみに、起きてくるのを待っていようと思います。
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