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ペットが苦手だった僕が、世界一の犬のご飯「PETOKOTO FOODS」を作る理由

こんにちは。ペットテックスタートアップ シロップ代表の大久保です。元保護犬でコーギーのコルクと暮らしています。「人が動物と共に生きる社会をつくる」をミッションに掲げ、動物が好きな人も苦手な人も、動物自身も命を尊重し許容される社会をつくりたいと考えています。
そのために、信頼ある情報やモノを提供し、データを通してパーソナライズに提案するプラットフォームを展開しています。保護犬猫のマッチングサイト「OMUSUBI」、ペットライフメディア「ペトこと(PETOKOTO)」、フレッシュカスタムドッグフード「PETOKOTO FOODS」を運営しています。

今日は、僕がなぜ「PETOKOTO FOODS」を作るか、そして、どんな社会をつくりたいかについてお話できればと思います。

1. 本当に美味しいと思っているのか疑問だった

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愛犬のコルクは足が内股という理由だけで元保護犬でした。迎えてから3年がたち、手に乗るほど小さかったコルクも4歳の立派な大人になりました。
コルクは「足が内股」と言われ、犬の競り市で捨てられていたところをOMUSUBIの登録団体でもある「Dog Life Saving」さんに保護され、僕のもとへ来ました。

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その後、関節専門の先生に診てもらいましたが、全く問題ありませんでした。「人の都合で命の価値が決められてしまう環境を変えたい」と思い、OMUSUBIを通して幸せな出逢いをつくりながら、ペトことでも信頼ある情報や商品をお届けしてきました。

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そして、ペットライフの中で最も疑問だったのが「食事」でした。

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毎日、夏も冬も常温で、大袋に入った臭いが少々気になるドライフードをお皿に出す日々。それしか知らないコルクはガツガツ食べますが、僕が犬だったら食べたくないなと思っていました。

そこで、ペットフードの歴史を調べ、本当に犬が食べるべき食事は何なのか?を考えていきました。

2. ペットフードの歴史

まず歴史的な背景から見ると、犬は肉食動物で敵に食事を奪われないように、土の中に埋めて腐ってから食べていたと言われています。一方で、猫は新鮮な状態で食べるため、グルメと言われる所以だとされています。

その後、犬や猫がペットとして育てられるようになり、「猫まんま」というように人間の残飯を食べるのが犬や猫の食事となっていきました。

以下の写真は、世界で初のドッグフードです。1860年頃、James Sprattという人物が開発しました。ちなみに、当初は肉や小麦、野菜からできたビスケットタイプだったみたいです。

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このフードが人気を博した頃、犬や猫の食事はビジネスになると目を付けた企業が増えていきます。これがコマーシャルフードと言われる現在のドッグフード、キャットフードの原型です。ドッグフードは進化し、より大衆的で誰でも安価で食べられるフード、缶タイプのウェットフードが登場します。新鮮さはやはり劣るものの、保存性に優れており一気に市場が形成されてきました。

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そして、現在のフード市場シェアの多くを占めるドライフードへと1960年にかけて進化していきました。高温調理で乾物状態にし、防腐剤や着色料を入れて保存性を高め、常温での保存を可能にしました。一方でウェットフードよりも消化吸収は劣ります。

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このように犬の食事は進化を遂げてきました。ペットとして犬が育てられる中で、最も食事で大切な「新鮮さ」「美味しさ」から「便利さ」が主軸になっていったのです

しかし、犬や猫と暮らす歴史が増す中で、飼い主が家族同然に育てる意識に変わっていきました。例えば、トリミングサロンでは泥パックやハーブパックなどのサービスが生まれたり、旅行にも一緒に出かけられて一緒に温泉に入ることもできる宿も登場しています。犬も人も同じ立場で考えるようになっているのです

事実、犬にかける年間平均支出額は48万円と5年で45%も増加しています。

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これは日本だけでなく世界で共通のトレンドであり、ペットの家族化により食事の在り方も大きく変わろうとしています

3. 「フレッシュドッグフード」という進化

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この写真は、人間のレストランではありません。犬のためだけのレストランです。Just Food For Dogsは、犬のデータに合ったカスタマイズフードをその場で調理をしオンライン/オフラインで購入することができます。

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こちらのFarmer's Dogはアメリカ最大のペットフードスタートアップで、オンラインでデータを入力すると最適なレシピとカロリー量で販売します。

このように、アメリカではフレッシュドッグフードの市場がCAGR24%で急成長しています。犬や猫の存在が人と近くなってきたため、食事が猫まんまの時代に原点回帰しているのです

4. 日本から世界最高の犬のご飯を作る

僕が考える世界最高のご飯の3つのコンセプトを決めました。

・新鮮であること
・栄養満点であること
・一生涯データに沿って最適な栄養素と配送量で食べられること

僕たちが毎日異なる新鮮な食材を香りや味を生かして食べるように、コルクたちも本当は食材の香りや味がそのままの新鮮なごはんを食べたいはず、そう思いました。自分たちが食べられるくらい信頼できる犬のごはんをつくろうと決めたのです。

そう僕が決心するずっと前から、愛犬のボルゾイたちに最高の食事をつくろうと、ごはんからアイスクリームまで手作りしていた方がいました。それが、PETOKOTO FOODSをつくっていただいている「Nフードサービス」の玉利社長です。縁あってご紹介いただき、話してすぐ意気投合しました。


自然豊かな大地が広がる鹿児島県の和牛や黒豚、桜島どりなどの肉類や、安納芋や人参などの野菜や果物まで、実際に農家の方々の声を聞きながら食材を決めました。鹿児島県のごはんは本当に美味しいです。

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使用する食材が決まり、次はレシピづくりでした。どれだけ良い食材を使っても、犬にとって栄養満点でなければ意味がありません。最高のレシピが作れる方を探すことにしました。

ペトこと専門家ライターで獣循環器学会認定医の佐藤先生に相談すると、「獣医師は栄養について専門的に勉強していない。本当に信頼できる専門家が必要」と伺うことができました。獣医師なら何でも知っていると思いがちですが、獣医師の中でも「餅は餅屋」があります。

そして同じペトこと専門家ライターで獣医麻酔疼痛管理の専門医である佐野先生に相談し、ニュージーランドマッセー大学のニック・ケイブ先生をご紹介いただいたのです。


ニック先生は小動物栄養学の博士であると同時に、世界で95人しかいない米国獣医栄養学専門医の資格を持つ獣医師です。研究者としても、現場の獣医師としてもスペシャリストであるニック先生となら、世界に誇れる最高のレシピが作れると思いました。

5. 1年かけてできた最高のごはんです!

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食材と何種類かのレシピが決まり、それからは試作の日々でした。食材の大きさや粘り気などをモニターの方々や保護団体、獣医師の方々からヒアリングしながら改良を重ねました。

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社員犬や僕たち自身も試食を重ね、最終的なレシピが決まりました。
試食だけではありません。「自分たちが食べられるくらい信頼できる犬のごはん」を確かめるため、ハンバーグにして食べてみたりしました。ペトこと編集長の山本が作ってくれたのですが、とても美味しかったです。

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6. 僕たちはみなさまの声を聞きながら改善を重ねます

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僕たちは、これからも食べていただくワンちゃんと飼い主さんの声を伺いながら、より良いごはんづくりに取り組んでいきます。僕たちが目指すのは、ワンちゃん、ネコちゃん1匹1匹に最適なごはんを一生涯わたってお届けすることです。

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犬の栄養は獣医師でも難しいのですから、飼い主さんが愛犬・愛猫のごはん選びに迷うのは仕方のないことです。だからこそ、僕たちが信頼ある先生の知見とみなさんの愛犬・愛猫のデータをもとに、最高のごはんをお届けしていきます。

PETOKOTO FOODSはまだまだ始まったばかりですが、犬や猫を愛するメンバー全員で改良を重ねて世界一のごはんを作っていきます。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

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ペットテックスタートアップのシロップ代表。人が動物と共に生きる社会を作る。D2Cカスタムフレッシュドッグフード「PETOKOTO FOODS」、ペットライフメディア「ペトこと」、保護犬猫マッチングサイト「OMUSUBI」を運営。https://foods.petokoto.com

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コメント (1)
アレルギーがあるので弾かれてしまいました…残念です
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