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2016年12月の記事一覧

失敗したときはお客様の顔を見て

失敗したときはお客様の顔を見て

何をするにも失敗はつきもの。

しかもその失敗の多くは、お客様を巻き込んでしまうものです。

面と向かってお叱りをいただくのは何回経験しても胃が痛むものですが、失敗したときほどお客様の顔を見ることが大切だと思っています。

そう考えるようになったのは、大学生のときにやっていたイタリアンでのアルバイトで失敗してマネージャーから叱られたことがきっかけです。

ホールで働いている人なら経験したことがある

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仕事ができるひとの「円」の大きさ

仕事ができるひとの「円」の大きさ

社会人になってしばらくして気づいたことがある。

それは、想定しているお客さんが大きいひとほど仕事ができる、ということだ。

働きはじめは、無我夢中で、与えられた仕事をこなしている。疲れたし、こんなもんだろうと、とタスクを終える。そうすると、上司に修正される。この状況は、いちばん内側の「自分」と、その次の「上司」の中を行ったり来たりしている段階だ。

「会社」が全体としてどこを目指していて、自分の

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コンテンツは、なくても死なない。

コンテンツは、なくても死なない。

12月8日に、会社が設立5周年を迎えた。

ピースオブケイクの社是は、「世界をもっとおもしろくする」というものだ。これには実は、裏の意味があって、ネットの状況がこのままだと、おもしろいものがどんどん減ってしまうのではないか、という懸念がある。

インターネットメディアの最大の課題は収益性だ。

これまで、日本のコンテンツ業界が盛り上がってきたのは、およそ100年前にはじまった「出版」というビジネス

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その背中は、あなたの10年後

その背中は、あなたの10年後

ロールモデルやメンターなど、自分の見本をつくれとよく言われるここ最近。

私自身も「どの背中を追いかけるか」をとても大切にしています。

特に大企業の場合は未だに年功序列がしっかりしているので、入社年次が10上の先輩はそのまま自分の10年後。

5年後、10年後にこの人と同じ景色を見ていたいか?

身を置く環境を選ぶ際、この問いを自分に投げかけ続けることが大切だと思っています。

なぜならば、人は

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"多様性"というマジックワード

"多様性"というマジックワード

"ダイバーシティ"という言葉が一般的にも普及し、多様な価値観を受容することがいいこと、という風潮が当たり前になってきました。

ひとつのレールを絶対的に正しいと信じるのではなく、いろんなレールやときには獣道を通ってきた人たちが集まって事を成すというのはこれからの時代大切な考え方だと思います。

しかし、時に"多様性"は思考を停止させるマジックワードになってしまうこともあります。

ものごとには必ず

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