平昭七記念財団

平昭七の個人資産を投じた当財団は、父の偉業を記念すると同時に、地域の皆さまの幸福につな…

平昭七記念財団

平昭七の個人資産を投じた当財団は、父の偉業を記念すると同時に、地域の皆さまの幸福につながる寄付活動を通じて社会貢献を目指して参りますので、益々のご厚誼とお力添えをお願い申し上げます。

最近の記事

寄贈した「ドローン」の取材に行ってきました。

石川県羽咋市に拠点を置く農業組合法人「夢ふく」は、以前から米作りに取り組んできましたが、数年前から寄贈されたドローンを活用した農薬散布の取り組みを始めました。 このドローンは、JAはくいが使用していたラジコンヘリコプター(2機所有)と比べて、操作が簡単で効率的です。 ラジコンヘリコプターは非常に高額で免許取得にもかなりの時間がかかります。 ドローンはラジコンヘリコプターに比べて静かで、風圧も少ないため、稲への物理的な負担が軽減されます。 この特性は、農家にとって大きな

    • 羽咋診療所に『特殊浴槽』を寄贈

      2021年度に寄贈した特殊浴槽の取材に行ってきました。 羽咋診療所デイケアは2000年の介護保険制度スタートからサービスを開始し、以前の特殊浴槽が設置されて17年が経過していました。 最初の頃デイケアは利益が出ていましたが、概ね3年ごとに行われる介護報酬改定で運営は年々厳しくなるなか、機械の老朽化も進み不具合や汚れが目立ってスタッフも年齢が進み、新しい特殊浴槽を購入するにも600万円程かかり、その他に様々な工事費が必要で、本当は安心して使える浴槽にしたいけれど、難しいのが

      • 株式会社『武智』の農業に対する思いに感激!

        当財団の寄贈した播種機の貸出を受けた【株式会社 武智(タケチ)】の中村智子さんの、大豆播種の様子を取材しました。 (前回のトラクターを取材した中村武史さんの奥様です) 18年ほど前から農業を始め、独立して8年。 JAはくい管内で期待の法人の一つです。 昨年からは大豆栽培にも本格的に取り組み始め、日々精一杯の努力を重ねています。 農家さんのコメント 「独立して農業を始めたころは、機械も建物もないゼロの状態からのスタートで、昨年から始めた大豆栽培も、後々機械を買おうと

        • 寄贈した『ラジコン 草刈り機』の取材に行ってきました

          今回取材した農家さんは、ラジコン草刈り機以外にもトラクター、溝掘り機、コンバインなどを借りたことがあり、様々な事に挑戦されていました。 ラジコン草刈り機は、背の高い雑草も容易に刈り取ることができ、一般的な手持ちの草刈り機と比べて迅速に作業を進めることができます。 その作業スピードと効率性には驚かされ、見る見るうちに雑草が刈り取られていきました。 また、ラジコン草刈り機の操作はリモコンを使うことで、遠隔から安全に操作できる点も大きな魅力です。 農作業の負担が大幅に軽減さ

        寄贈した「ドローン」の取材に行ってきました。

          財団が寄贈した『トラクター』の取材に行ってきました。

          今回取材した農家さんは、すでにトラクターをお持ちでしたが、 奥さんと一緒に別々の大豆畑を耕すために、財団の寄贈したトラクターを借りて2台同時に作業しているそうです。 (収穫した大豆はほとんどがお豆腐に使われるそうです) 以前は1つのトラクターを交代で使っていたそうで、作業効率が格段に上がり、とても助かっているとのことでした。 農業機械は非常に高価で、簡単には手が出せないと話されていました。 そのため、今回の寄贈がどれだけ役立っているか、改めて実感しました。 トラクター

          財団が寄贈した『トラクター』の取材に行ってきました。

          白帆台小学校

          当財団が楽器を寄贈した、白帆台小学校を取材してきました。 新設校である白帆台小学校では、楽器が全く無く、楽器を紙に印刷したものを使って練習をしているという厳しい状況にありました。 音楽の先生から、寄贈に対する感謝の言葉をいただきました。 「木琴、鉄筋、お琴、和太鼓、アコーディオンなどたくさんの楽器を買っていただきました。これだけ揃えるのには15年くらいかかるので、すごくありがたいです」 「音楽DVDも買っていただいて、コロナで音楽室で授業ができない時に、この映像を見せ

          寄贈した乗用管理機の取材に行って来ました。

          『乗用管理機』とは乾田V溝直播作業後の除草剤を散布する機械です。 この機械は年間で2日ほどしか使用せず、機械の購入や倉庫での維持管理などを考えると、その投資は難しいそうです。 「助かる」「本当に助かる」 財団の活動が農家さんに本当に役立っていると感じました。 午前中の作業でピンが破損してアームは片側しか動いてませんでしたが、 みるみるうちに作業が進んでいきました。 この機械なしでの散布作業を想像すると一体何日かかるのでしょうか。 =================

          寄贈した乗用管理機の取材に行って来ました。

          故 平昭七の藏から 刀銘 『兼元』が出てきた!!!

          平昭七が亡くなって7年。 真っ暗な藏の奥の奥から刀銘『兼元』が出てきた‼ (@0@;;; 兼元【かねもと】美濃赤坂在住の刀工。室町〜江戸時代にかけて,同名が数代あるが,2世の孫六兼元が有名。三本杉と称する〈互の目(ぐのめ)乱れ〉の刃文(はもん)を得意とし,作風は後の新刀鍛冶(かじ)に影響を与えた。切れ味のよいことでも名高い。 ================================== ドキドキしながら羽咋警察署へ電話 《羽咋警察署》磁石が付けば真剣の可能性

          故 平昭七の藏から 刀銘 『兼元』が出てきた!!!

          地域農業に革新をもたらす『V溝直播機』:財団の支援が農家のチャレンジを後押し

          春にV字型の溝に種子と肥料を同時に播き、田植えや育苗の手間を省く 『V溝直播』 この革新的な稲作技術が、地域の農家に革命をもたらしています。 農家の方々からのコメントを通じて、その価値と意義を探ってみましょう。 高齢化と人手不足の影響で、従来の苗作りが困難になっている中、V溝直播は希望の光を差し込みました。 今回取材した農家の方は、以前から父親にV溝直播の機械を提案していましたが、手に入れることは難しく、その夢は遠のいていました。 しかし、偶然にも財団が寄贈したV溝

          地域農業に革新をもたらす『V溝直播機』:財団の支援が農家のチャレンジを後押し

          あぜ塗り機

          財団が寄贈したトラクターと畦(あぜ)塗り機の取材をしてきました。 『畦塗り』とは、田んぼを取り囲む土の壁に田んぼの土を塗り付けて、割れ目や穴を塞ぎ、防水加工をすることです。 《畦塗り機を使用した農家さんからのコメントです》 「この機械はリースもないので、本当に助かっています。困った時に空いていればすぐに使えるのでありがたいです。」 「今までは共同で購入した機械を使っていましたが、みなさんが同じ時期に使いたいということもあり、使えない年もありました。その年はあぜ塗りを諦

          蔵の整理

          本日は当財団の簾戸(すど)を買い取ってもらいました。 『簾戸』とは、障子の代わりに、簾(すだれ)をはめ込んだ木製建具のことで、 遮蔽(しゃへい)と通風を目的に用いるものです。 夏の風物詩で、素敵だなと昔から見ていました。 買い取り先を色々探しましたが、なかなか見つからず ようやく茨城県の業者さんを見つけました。 全部で48枚あり、感謝を込め1枚1枚綺麗に掃除を! (他にも鎧兜や置物、皿などの骨董品も一緒に) 能登半島地震の影響で鎧兜は倒れ、ガラスケースは破損。

          理事紹介取材シリーズ 第1弾

          本日は当財団の理事、沢野亜伊子さん主催のワークショップの醤油作りが、羽咋市のはくい式自然栽培合同会社で開催され参加してきました。 沢野さんはヴィーガン料理研究家で、自然栽培の食材や調味料を使用したヴィーガンの料理教室などを開かれていて、かほく市で「atelier 絲(いと)」というお店も経営されております。 本日の醤油作りの先生は富山県出身の古田先生です。 醤油作りを始められられたのは娘さんのアレルギーがきっかけで、発酵食品が身体に良いということが分かり、安曇野で「ひな

          理事紹介取材シリーズ 第1弾

          大きなお庭を管理していくって大変!

          春が待ち遠しい牛ノ濱です。 今日は、当財団の雪吊りを外す作業がありました。 雪吊りとは、雪の重みで庭木の枝が折れないようにする雪国ならではの知恵です。 この雪吊りは雪が降る直前に設置したものです。 春間近なので造園さんが取り外します。 作業開始時はあいにくの雪模様でしたが、 途中からは晴れ間も見えました。 3月下旬ですがまだ肌寒い中での作業でした。 令和6年1月1日の能登半島地震で財団の灯籠や屋根瓦も被害を受けました。 灯籠は安全の為、今回撤去する運びとなり

          大きなお庭を管理していくって大変!

          寄贈先取材企画① 

          羽咋市在宅総合サービスステーションさん(以下ステーション)へ 入浴車の取材に行ってきました。 これは、ステーションさんから 「たった一人でも自宅での入浴を希望する方がいる限り訪問入浴サービスを提供したい」 との熱い思いを受けた入浴車と、聞いています。 生前の平 昭七が、在宅療養をお願いしていました。 次に私事で申し訳ないのですが、 羽咋診療所で22年間介護の仕事をしておりました。 その間に1級ヘルパー・介護福祉士・ケアマネージャーの資格を取得し 訪問介護サー

          寄贈先取材企画①