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🔴いつも大安吉日226 〜ぼくはパンツとマスクを捨てた〜

【ぼくはパンツとマスクを捨てた】

雨なんてぜんぜんイヤじゃなくなっちゃって
「しっとり降りつづければいい」
昨日は朝からそう思ってたんだ

しかし昨日はかなりしっかり降ったね
外に出る気になんてならなかったよ

でも昨日の雨も好きだった

通り道をふさいで遊ぶこどもたちも
食べかすを落としまくるこどもたちも
足に泥をつけて帰ってくる猫のロクも

「はいはいいーよ」って思えちゃった
いつもなら「ったくよぉ」って思ってるよ

体と頭がなんだか軽いような感じなんだ

🔴餅の焼き方

そうげんは目覚ましまでセットして、朝の蒸しパンづくりのために起きてきた
かぼちゃのおやつ蒸しからはじまって、蒸しパン蒸しパンで三日目か

「昨日より油を少なくしてみたよぉ」
ちゃんと前の日に感じた改善点を忘れない
ばっちりおいしく出来上がっていた
このままうまいおやつを極めてもらいたい
いっしょにイベントにでも出店したい

泊まりにきていた上学年の彼のかあちゃんが、「うちの○○がねぇ、『餅は七輪で焼くのがうまいんだよなあ』って得意気に言うの」と、前回泊まったあとにぼくらに言っていた
カレーも餅も「うまいっ」なんて言ってくれりゃあ、それはぼくはうれしいよ
だからまた朝から七輪で餅を焼く

すにちゃんが言った
「どこのうちでも、餅を七輪で焼くのは当たり前じゃないよね?」

うちでは餅は七輪でしか焼かない
オーブンで焼いたことだってもちろんあるけど、やっぱり餅は七輪なんだ
いつもストーブを使って料理するから、炭はストーブから取ればいいし、七輪用に消し炭壷にも炭はいつもストックされている
杉とか柔らかい木の消し炭なら、杉っ葉だけですぐに炭に着火することもできる

まずは七輪の上に網をのせて、それから網をよーく熱くするんだ
そこに赤米と白米の紅白餅を、なるべくたくさん網の上にのせていく

どんどん食うからいっぱいのせるんだよ
「これ俺のだよっ」とか「俺が育ててるやつー」とか言って、みんな焼きを見極める
軽く触って餅が網から素直に離れれば片面の焼きはバッチリで、つづいて裏面を焼く
しっかり焼けてないと網から取れないんだ
平たかった餅は丸みを帯びてきて、そのうちどこかが「プゥー」と裂けて膨らみはじめる

そこまで来たらもう食い時だ
そこからさらに膨らませるのは各々自由

自家製のしょうゆにアッツアツのそいつをつけて食えば、「ほふほふはふはふ」言いながらも手は止まらなくなる
しょうゆをつけてから二度焼きなんてのも、自分でしっかり焼き加減を見極められようならば、最高におすすめな食い方ではある
炭の上に垂れるしょうゆと、網の上で焦げたしょうゆの香りは、「ズドンっ」とストレートに脳に届き、脳から「これは間違いなくうまいやつだ」の信号が運動神経に送られる
脳の指令を無視することはなかなか出来ない
そしてやっぱり手は止まらなくなるんだ
いくら食っても食い足りなくなるんだ

「これが七輪で焼く餅なんだよな」

⋯ あれっ、ここ目指して書いてなかったな
ついつい餅熱が入り過ぎてしまったようです


🔴ぼくは脱パンを選んだ

餅を食べながら、話題はふーちゃんの保育園での話しになった
どうやら先日、保育園に行くのにパンツをはき忘れていったらしいんだ

先生がすにちゃんに聞いたらしい
「おかあさんも履かない派なんですか?」
これは冗談混じりだったのかね

ぼくはそのとき思ったんだ
「なんでパンツって履くんだっけ?」
おそらく日本の九割九分くらいの人は、パンツを履いてるんじゃないかと思う
でもそのうちどれくらいの人が、「○○だから私は履くんです」と言えるだろう
あなたはなんで履くんですか?

ちなみにぼくは、もう十五年くらいはパンツといわれるものを履いてはいない
「脱パン」してから長い時が経った
そのうちはじめの五年くらいは「麻のふんどし」を締めていた
自分で染めた麻布を、自分で手縫いした褌

それもいまではどこかシャレた場所に出掛けるとき以外は、まったく締めなくなった

はじめは「麻褌かっこいい」から入った脱パン生活も、少し履き込んで褌の良さがわかってきてからは、明確に「パンツを履かない理由」がぼくの中にはある
「履く理由」じゃなく「履かない理由」

腰回りを締め付けられるのがとても嫌だ
素材を選べることと、自分で手作り出来ることを考えれば、褌の方がはるかにいい
このふたつが脱パンのおっきな理由だ

腰回りのゴムに締め付けられて、脱いだときにはバッチリ跡が残ってるでしょ?
そこで止まってしまう流れが気になる
ぼくは男目線でしか話せないけど、そこで「キュッ」と止めて「グッ」と持ち上げると、気合いが入っていいこともあるとは思う
お神輿の時とかに、ぼくも褌を締め込むと気合いが入ることは間違いないんだ

でもいつもそんな「締める」必要はない
普段の日常はゆるんでいた方がぼくはいい

簡単に手作りできれば買う必要はない
必要だと思ってたものを減らして、身軽になれることもとてもいい

風呂に行くにも何も必要ないんだ
褌を脱いでそれで体を洗うことができる
褌を絞ってそれで体を拭くことができる
出たら洗って干せばすぐに乾く
これはとっても楽でしょう?

褌を履かなくなったぼくは、いまはそのすべてを常に首にかけている手ぬぐいで済ませる
さらに身軽になった気がする

パンツも褌も何でもかんでも、やっぱりただ世の中の多数意見に流されるのはごめんだ
そこを自分で考えて進みながら、また何かに出会ってさらに考える

「ほんとうにこれでいいのか?」
「なんで自分はこれを選択しているのか?」


コロナもマスクもワクチンも、ただ流されるだけじゃ危なすぎる
しっかり理由のある選択をしていきたいね
それでも基本的にマスクをしないぼくのその選択が、誰かを不安にしたりするのはやっぱりよくはないから、ぼくももう少し気を使った方がいい場面はあるな

少し怪しいけど、そんなときにも首に巻かれた手ぬぐいを「サッ」と口に巻けば、即席マスクが出来上がるんだ
「やっぱり手ぬぐいってすげえな」

🔴雨だねー

雨が降り続ける中、部屋の中はストーブを焚きつづけてあったかかった

ぼくちゃんといっぱいあそんだ
ぼくの抱っこで眠りについたぼくちゃんと、そのまま布団で昼寝したのなんて初めてだった

またすてきな雨のいちにちだった

今日もばっちり降ってるね
こどもたちはすにちゃんの実家に行った
こんなゆっくりな朝もまた雨のおかげさまだ

ではみなさん今日もめでたいいちにちを


五穀豊穣 子孫繁栄 
大安吉日や さかいひろし

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