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夏休みの宿題をやらない息子の持論。(805文字)



あと10日で夏休みがおわろうとしているのに、
小4の息子は全く宿題をする様子がない。


暇なときはやる気になれないし、やる気があるときは、暇じゃないんだよ。
暇なときにやる気があれば、宿題やるのにな~

そうつぶやく彼は、あらゆることに持論をもつ。

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犬、さる、キジって、きびだんごをもらったから言うことをきいたんじゃない。
動物たちは桃太郎に声をかけられて、自分を必要とされていることにうれしくなった。
そして勇気がでて、ついていくことにしたんだ。
そりゃ きびだんごはうれしかっただろうけど。
動物たちは、ただ だんごをもらったからついていったんじゃなくて、
必要とされたことで、本来の姿にもどったってことなんだ。
本来の勇気ある姿にね。



人間は、大きいものほどえらいと思いやすい。
うごけるものほど偉いと思いやすい。
話せるものほどえらいと思いやすい。
でも桃太郎はそうじゃなかった。
そこが桃太郎のヒーローらしいところなんだよ。

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その持論をもってすれば、宿題をやっていかなくても
先生だって説き伏せてしまいそう。


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来月のオンラインサロン用に資料づくり。
パソコンの画面越しに息子をみると、目が合った。

ヨッ


彼は今、俄然やってきたおばけのQちゃんブーム。
書店をまわり、全巻揃えた漫画をひたすら日夜読み漁る。
一日中頭の中はQちゃんだらけ。

ラーメン大好き小池さんには実在するモデルがいることだとか、
Qちゃんの白い身体は服だとか、
彼の影響でわたしにも自然とQちゃん情報がインプットされていく。



「暇」と「やる気」は一生いっしょに訪れることはない、とは夫。
彼は夏休みの最後、いや当日朝までかかり宿題を終わらせていたタイプ。
いまも月報を出す日になると、徹夜してパソコンに向かい合っている。


ちなみに私は小心者のため、
夏休みの宿題は最初の方に終わらせていたタイプ。


大人もみんな、大きくなった子どもだよ。
と息子はいう。

自分や夫をみていると、これは大きく頷くことしかない。

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