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憧れのエルメスを3日間レンタルしてみたら。(1842文字)



待つ喜びって、いろんなところにある。


クリスマスにサンタさんをまつ
当たらないと分かって買う宝くじの発表を待つ
厳しい冬に、暖かい冬をまつ
酵母が発酵するのを待つ
蒔いた種の発芽を待つ


わたしがそんな風にワクワクしながら待っていたのは、段ボールに入ってやってきたエルメスのピコタン!
おしゃれ好きの夫が、こんど憧れの高級時計をレンタルしてみるということを聞き、「時計のレンタルがあるのなら、エルメスバックのレンタルサービスもあるのかな?!」と、エルメス・ピコタンシリーズのレンタルがあるかを調べてみたのは先週のこと。


1.探す


ありました、ありました!

さすが、かゆいところに手が届くサービスの充実度はおそらく世界一、日本。
この間は利用したレンタルキャンピングカーにも驚いたけれど、
バックにドレス、スーツにベビーカー、スポーツ用品、家電までありとあらゆるものが今は借りられるようになっているのですねぇ。


そして検索サイトではブランドバックがレンタルできる会社は沢山出てきたのだけれど、パッと見たところ、定額制で使いたい放題のところが多いよう。
そこではどうも借りたいバックはどこも貸し出し中で、空きがない。
 借りたいバックを借りたいリストに入れながら空きを待つ方法もあるのだろうけれど、いくら借り放題とはいってもほかのバックには興味がない。
借りる手続きも、返却作業も面倒にしか感じない。


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ちなみに今愛用しているのは無印のトート(税込990円)の持ち手を付け替えたもの。
安い割に生地にほどよくハリがあって、ポケットも充実で使いやすく、お気に入り♪


それまで使っていたバックは、ダイソーで150円だか200円だかで購入したトート。
「なんでメガネやねん」と思いながら間に合わせで購入。慣れと気にならなくなるかと思いきや、使っている間中「なんでメガネやねん」は消えることはなく、今は図書館用トートとして活躍中。一度同じバックの人とすれ違ったことあり。

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2.借りる


いろんな会社をみてみると、「ブランドシティ」というところは2か月先まで借りたい日が予約できて、利用期間は3日間からOK。
これはいい!ということで早速利用手続き開始。
先ずは会員登録し、希望商品を借りたい期間を予約。支払いはカード決済。
 商品詳細ページでは、商品のカラー、サイズ、素材、状態(1.非常にきれい~5.かなり使用感ありのように表示)参考価格が見られるので選ぶのも楽しい♪

そうして予約した日をわくわく待っていると、段ボールにはいって、到着!
中を開けてみると、梱包用クッション材に包まれたバック、返却時の着払い伝票、マニュアルが。


エルメス ピコタンPM トリヨンクレマンス(雄牛のレザー)
グレード3(使用感はあるが良い状態)
オレンジ 

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嬉しい。
ピコタン嬉しい。
嬉しいから部屋の中を移動するときにだって、意味なく一緒に連れてっちゃう。

ブランドシティの場合、返却は指定の業者に電話して、集荷依頼日を予約。
届いたときの状態に箱に戻して、あとは来てもらうだけ!
気になるお値段はというと、
3日間で5,400円(消費税、送料、手数料込み)


レンタルなので、商品は手元に残りませんが、「体験料」ということで3日間5,400円とすると、憧れのエルメスがたった3日間でも体験できるのは非常にお得に感じました。


それでも、秋にマツタケが食卓にならぶこともない庶民ですから3日間でもビビりながらのレンタルでした。
ブランドシティからの回し者ではありませんが、一応リンク張っておきます。


3.まとめ


思い起こすと今までに「憧れと実際は違う」そんな経験がものや出来事にはいくつかあったけれど、
今回憧れのバックを試してみると、「憧れ」から「ほしいものリスト」に華麗にスムーズにスライド。

スライドしたとて、泣きながら働いても、主婦のバイトの薄給じゃあ、手に入るのはいつになるやもわからない。
それでもコツコツ小銭を貯める楽しみや、手に入れるときの喜び。
これまた待つ喜びであると同時に、持つ喜びでもある。


バックや服も「ブランドだから良い」とは全く思わない。
だけれど、お気に入りをもつことでルンルンになったり、物からパワーをもらったりってあると思う。
元来引っ越しや移動が多いため物は少ないほう。コンパクトに暮らしているならなおさら愛着あるものを持っていたい。


息子八歳が私の手帳を覗く。
「ぴこたん来る」て、お母さん何のこと?!だれ?!

ピンポーン
「ヤッホ~!ぴこたんでぇ~す」
怪しいやつ来たわ。

居留守使おう。


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