フランシスコ・ザビエルのロケ地?探訪【🇮🇹イタリア】
これまで30カ国ほど海外旅行をしてきた旅ユニットTABTABです。
海外旅行先では、世界遺産や教会を巡るのが好きなので、よく「ザビエルゆかりの地」に遭遇します。
今回は、イタリア・ローマで見かけたザビエルを紹介します。
観光地ローマの由緒正しい教会。
ローマといえば、キリスト教の総本山、バチカン市国もあるキリスト教の中心地。バチカンにザビエルがいるかと思いきや、コロッセオにほど近いジェズ教会という教会でザビエルに遭遇しました。
ローマの観光スポットはたくさんあるので、そこまで有名ではないかもしれませんが、ジェズ教会は「世界初のバロック様式のファサード」を持ち、世界中のイエズス会の教会はこの教会をモデルとしているという由緒正しい教会です。
右手!
内部には12の礼拝堂があります。大きめの礼拝堂が「聖フランシスコ・ザビエル礼拝堂」。そこにザビエルの死後、切り取られた右腕が祀られていました。
ミーラ!
おザビさま、こんな形でお会いできるとは思っておりませんでした。
ザビエルは日本で布教をした後、中国に渡る途中1552年にこの世を去りました。46歳でした。ご遺体はインドのゴアにあるイエズス会の教会に埋葬されていますが、このように体の一部が世界中の教会などに祀られているそうです。
調べたところ、日本の教会にも胸骨の一部が保管されているとか。
生前、ザビエルがイタリアに来た記録としては、ヴェネツィアの教会で叙階を受けたとありますが、ここローマを訪れたことがあるのかは調べきれませんでした。
病気になった宣教師の代わりに船に乗るというひょんなきっかけから、インドからマラッカ、日本、中国と大冒険した功績は多大なる賞賛に値するのでしょう。ザビエルは死後70年経った1622年に聖人になっています。
ジェズ教会は、ザビエル礼拝堂以外の場所も素敵でした。
天井画は、ジョヴァンニ・バッティスタ・ガウッリの作。構図も陰影の描き方もダイナミック。
学生の頃油彩画をやっていたので、こういう装飾はいつまでも見ていられる。
こんな光景にあったら、神の御加護や奇跡があるのでは。と、思わされてしまう。
ローマの観光スポット
ローマの観光スポットで個人的に面白かったのが、カラカラ浴場。
「テルマエ ロマエ」の世界です。2000年近く前のローマ帝国の豊かな文化をこんなにしっかり見られる場所があるなんて。
浴場には、噴水や打たせ湯などエンタメ満載。ロッカー代わりに奴隷にお着替え持たせていた場所というのもありました。帝国!
読んでいただき、ありがとうございました!
「こんな場所にもザビエルいたよ」などおザビ情報あれば、ぜひ聞かせてください!
ポルトガルのザビエル
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