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【資格試験受験記】Tableau Certified Data Analyst


先日、「Tableau Certified Data Analyst」を受験してきましたので体験記を綴ります。
以下、Tableauの公式サイトです。
現在は、試験の言語形式が「英語」のみとなっておりますが、2022年夏からは「日本語」にも対応するそうです!

体験記第二弾はこちらです↓


試験問題構成

・試験時間は準備を含め150分(公式では120分とありますが、大体145分くらいは解く時間に充てられた印象です)

・全55問で、知識問題45問、実技問題10問という試験構成でした。
試験流れとしては、

設問1~20→知識問題
設問21~30→実技問題
設問31~55→知識問題

という流れで試験を進めていきます。画面右下に「NEXT」のボタンがあり、解答を選択したら、そのボタンを押して次の問題へ進むという形です。
21問目に移るとその前の1~20には戻れないような形式でした。また、31問目に移ると同様に21~30には戻れない形式でした。1~20を解いている間は、21以降の問題を見ることができません。21~30を解いている間は、1~20、31~55の問題を見ることができません。同じく31~55を解いている間は30以前の問題を見ることができません。
※知識問題の最中はTableau Desktopは開けません。

知識問題(45問)(形式)

まず、解答形式が様々ありましたので以下に記載します。

・4択から解答を1つ選ぶ(ラジオボタン)
・4択から解答を複数選ぶ(チェックボックス)
・Tableauの画面の中に複数の選択肢オブジェクトが表示され、そのなかから正解をクリックする
・リストから解答を選ぶ(プルダウンリスト)
・ドラッグ&ドロップで空欄を埋める形式(左側に選択肢のオブジェクトが複数配置されており、その中から右側の空欄となっている箇所に当てはめる)

Tableau Desktop Certified SpecialistやAssociateのときの形式は上の2つだったと思いますが、今回の試験では新たに解答形式が追加されております。

実技問題(10問)(形式)

21問目に移る際に、仮想デスクトップ環境が起動し、画面が実技専用に切り替わります。
仮想デスクトップの中には、いくつかアプリが配置されており、

・Tableau Desktopアプリ
・「Book1」という名前のTWBXファイル→こちらを開いて解答します
・PDF?→こちらは触りませんでした。

右側に1~10の設問のリストが表示されますので、それらを開きつつ解答を行う形式です。
Book1.twbxを開くと、ワークシート形式のVizが9つ、ダッシュボート形式のVizが1つほどすでに作成されており、設問とワークシート・ダッシュボードが対になっている形です。
設問には該当のワークシートを開き、これこれこうなるように修正してくださいと記載がありますので、指示にしたがってワークブックを修正していき最後にワークブックを保存しておくという流れで進めます。

知識問題(45問)(内容)

当日に見かけた関数や知識事項を以下に記載します。

◆関数
・RANK、RANK_DENSE
・DAY、DATE、DATEPART、DATEPARSE
・INDEX、FIRST、LOOKUP、WINDOWS_SUM、ZN
・MAX、SUM、COUNT、COUNTD、TOTAL
・{FIXED:MAX(~)}、{MAX(~)}
など幅広く知っておく必要があると感じました。

◆メニュータブ系
・小計を出したい場合どういう操作をする?
・スマートフォンレイアウトを追加したい場合どういう操作をする?
・画面イメージを取得したい場合どういう操作をする?
・ワークブックをパブリッシュしたい場合どういう操作をする?

◆簡易表計算
・移動平均

◆データ接続
・この拡張子(例えばcsv)のファイルは、接続メニューのどれを選んで接続するか?(選択肢:テキストファイルから、Excelから、JSONファイルから…)

◆簡単なSQL文
・歯抜けのSQL文があり、SELECT、WHEREをドラッグ&ドロップ

◆Tableau Server・Tableau Online
・Tableau Serverの画面からのスケジューリング設定はどの操作をするか?

◆データ結合
・選択肢がLEFT JOIN、INNER JOIN、RIGHT JOIN、OUTER JOINの問題

◆階層の作成
・どあるフィールドからドリルダウンしたい場合どういう操作をするか?

◆マークから選択
・以下のように「シート1」から「シート2」にするためには、マークのリストからどれを選択すればよいか?(密度)


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◆フィルター・クエリパイプライン
・データソース画面で、右上の追加ではどのフィルターを追加できるか?(データソースフィルター)



実技問題(10問)(内容)

当日に見かけた知識事項を以下に記載します。
計算フィールドの新規作成はありませんでした。既存のフィールドの設定を変えたり、フィルタやマークに追加する問題がほとんどです。

◆データソースフィルター
・データソースフィルターにフィールド「~~」を追加したい

◆Top N
・Top5にフィルタをかけたい
・TopNパラメータを追加したい

◆並び順
・並び順を「A→B→C」に変更したい

◆色の設定
・メジャーバリュー(2つのメジャー)に設定された色を、メジャーそれぞれで分けて設定したい。(色:別の凡例を使用)

◆日付
・オーダー日の年月表示を曜日表示に変更したい

◆フィルタアクション、ハイライトアクション
・ダッシュボードに2つのシートがあり、左のシートをクリックして右のシートに「~~」でフィルタがかかるようにしたい
また、右のシートをクリックして左のシートの「~~」でハイライトしたい



おわりに

Tableauを日頃から触っている方でしたら実技問題は難無く解くことができるかと思います。
個人的には知識問題がやっかいな印象でした。Tableau Desktopのメニュータブのどれを押すとどうなるかを把握しておく必要があります。

ここまでお読みいただきありがとうございました。どなたかのご参考になりましたら幸いです。



Tableau兄さん


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