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2025年からヨーロッパの入国に必要なETIAS (エティアス)って?!

ETIAS (エティアス)。"European Travel Information and Authorisation System”。

EU諸国への旅の際、簡単な手続きでビザ不要になる事前渡航認証システムで、すでにある 米国のESTA(エスタ)、カナダのeTA(イータ)に続いて、ヨーロッパでも ETIAS (エティアス)として、2025年(中旬?) から実施される。

日本人は90日以内の観光はビザ不要だったけれど、ETIASは必要になる。
逆にその国のVISAがあれば、ETIASは不要。
ETIASを申請すれば、EU圏内のETIAS加盟国なら、最初に到着した国で入国審査が行われて、次の圏内の国への渡航は入国審査なし。

事前オンライン申請の内容は、米国のと似たようなもので、
申請者情報、パスポート情報、連絡先、その他の情報(最初に入国する国や滞在先など)、適格性(伝染病や疾患、犯罪歴、戦争地域国への渡航歴、過去のオーバーステイの有無など約10項目)、決済情報(クレジットカードの番号や有効期限など)。

申請代は7ユーロ予定。18歳未満および70歳以上は無料の見込み。
申請後の許可結果は、任意のメールで受け取るまでの期間は、通常数分〜(最大で30日?!)。
※運用の初期段階はシステムトラブルも懸念されるので、早めに申請しておいたほうがよいかも。

ETIASの有効期限は3年。有効期間内であれば何度も渡航することができる。ただし、パスポートの情報や有効期限が切れてしまうと、ETIASも失効するので注意。

もし申請しても、認証されなかった場合、ETIASを利用しての欧州渡航ができないため、渡航先の国の大使館や領事館でVISA申請をする必要有。

加盟国例

アイスランド、 イタリア、 エストニア、 オーストリア、 オランダ、 ギリシャ、クロアチア、スイス、 スウェーデン、 スペイン、 スロバキア、 スロベニア、 チェコ、 デンマーク、 ドイツ、 ノルウェー、 ハンガリー、 フィンランド、ブルガリア、 フランス、 ベルギー、 ポーランド、 ポルトガル、 マルタ、 ラトビア、 リトアニア、 リヒテンシュタイン、ルーマニア、ルクセンブルク。

※各国の都合によって変更があったりするので、渡航前には確認要。
※乗り継ぎなどで、空港を出ない(入国しない)場合は不要。
※イギリス、アイルランドは不要。ただし、他のEU諸国へ入国する場合は必要。
参考: https://etias-web.com/   

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