任せるという考え方をもっと生かす
【1分で読めて意味のある情報】
こんにちは、旅人先生Xです。
今日は、「人に任せること」について書いていきたいと思います。
目次は、以下の通りです。
子育てだけでなく、自分の仕事などにも生かせる考え方かと思いますので、ぜひ、読んでいってください。
①人に任せることのメリット
✅作業の効率が上がる
✅互いの個性を生かしやすい
✅自分がいないと…という状態が起きにくい
私は学校で、子どもと一緒に生活を共にしていますが、子どもたちに物事を任せる機会を増やすと上記のようなメリットを感じることが多いです。
たくさんの人に任せると自分一人で行うより、効率が良くなります。
また、それぞれの子の個性が活かされる場面や個性が磨かれる機会が増えます。
学校で教育をしていく中で、それぞれの個性を培ったり、伸ばしたりしていくことはとても大切なことだと思います。
子育ての場面でもきっと同じことがいえるはずです。
ですから、
✅子どもにどんどんいろんなことを任せるようにするというのは、「教育」という視点からみても、とても効果があること
ではないかなと感じます。
また、任せることを通して、「先生や大人がいなくても」色んなことができるようになるのは、大きなメリットだと思います。
よく、「自分たちでできるように…」とか、「大人がいなくても大丈夫なように…」ということを学校や家庭で耳にする機会があります。
子どもの自立や自律のために、そうした力を身につけることは大切だと私も思います。
そうした力を日々の生活の中でつけていくための良い方法の1つが今回紹介している「人に任せること」かなと考えています。
任されて、実際に友達とあるいは自分で、なんとかやり遂げるという経験を積んでいくからこそ、「先生や大人がいなくても」が実現していくのではないでしょうか。
そうした経験を積む機会を設けずに、「自分で考えてやってみよう」とか「自分たちでできるように…」とかを要求するのは、ちょっと無理強いがすぎると私は感じています。
これらのことは、子ども相手だけではなく、大人同士の仕事や職場でも似たようなことが言えると思います。
ぜひ、「人に任せる」ということを生活に取り入れて、メリットを生かしていきたいところです。
②人に任せるためのコツ
人に任せるためのシンプルなコツは、
✅権限を分けてしまうこと
かなと私は思います。
権限とかいうとちょっと仰々しいですし、上から目線な印象になってしまうかもしれません。
語弊がないようにざっくりいうと、
✅権限を分ける=「自分たち(自分)で決めて進めていいよ」
ということです。
これには、なんでも確認して、確認が通らないと先に進められない…みたいなことを極力減らすというねらいがあります。
「そんなことかよ」と思われるかもしれません。
ですが、「自分たちで考えて進めていいんだ」ということがわかるだけでも随分違うということは、実際に子どもたちと生活していて強く感じます。
「先生、トイレに行っていいですか?」という質問に代表されるように、結構なんでも許可がいると思っている子や実際にそうした環境で過ごしてきた子もいます。
そうした背景を持っている子たちからすると「自分たちで決めて進めていい」というのは、第一歩を踏み出す大切なことなのかもしれません。
自分で決めて、それを咎められるという負の経験が、許可を取るということを誘発していることもあります。
大人でも、そういうこと、ありますよね。
ですから、
✅「権限を分ける」ということは意外と大切な確認と言える
のではないでしょうか。
個性を生かし、うまく力を合わせて、物事にあたっていく力を磨いていくために、任せるということをぜひ積極的に活用していただけたら嬉しいです。
今回は、以上になります。
お読みいただきありがとうございました。
この記事が少しでも皆さんのお役に立てば嬉しいです。
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