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子どもたちとの別れの話

【1分で読めて意味のある情報】

こんにちは、旅人先生Xです。

そろそろ今年度の子どもたちともお別れの学校も多いのではないかと思います。

地域によっては、もう卒業式などが終わっているところもあるかもしれません。

別れの季節ということで、今日は、「子どもたちとの別れ」について書いていきたいと思います。

目次は、以下の通りです。


①共に過ごした日々は宝物


いつもこの時期になって思うのは、

✅子どもたちと共に過ごした日々は私にとっての宝物

だなということです。

家族よりも一緒にいる時間の長い小学校の先生。

人生の一部を共有しているといっても過言ではない気がします。

自分の人生の一部を共有しながら、一緒に試行錯誤して過ごしてきた時間は、かけがえのないものだと思います。

私が共に過ごした時間がどのように子どもたちのこれからに影響するかは正直分かりません。

ですが、少なくとも、「私にとっては宝物」ということを子どもたちにはいつも伝えるようにしています。

だからなんだって話かもしれません。

しかし、それだけはどうしても伝えたいなと思うことなのです。

なぜなら、

自分と一緒に過ごして楽しかったと。

自分が一緒に過ごした時間がかけがえのないものだったと。

そういってくれる人が一人でもいることが見えない心の支えになるかもしれないと思っているからです。




✅辛いことがあったり、挫折することがあったり、「自分なんていなければいいんだ」と感じる時に、「共に過ごした時間が宝物」と伝えられた経験がちょっぴり傷ついた心を励ましてくれたらいいな

と考えているわけです。

お別れする子どもたちに私たち教員ができることはほとんどありません。

ですが、伝えた言葉やメッセージは、お別れしても、少しは残るんじゃないかと思うのです。

だからこそ、「共に過ごした日々が宝物だと感じている」ということをしっかりと別れる時には伝えたいと考え、実行するようにしています。

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②伝えられなかったことを後悔するよりも…


子どもたちとのお別れが近づくと

・もっと~を伝えておけば良かった。
・こんなことを伝えたかったのになぁ。

ということを考えることがあります。




子どもたちと毎日一緒に過ごしているとそれがなんだかずっと続いてしまうような気がしてしまうのだと思います。

それが、先ほど書いたような後悔にも似た気持ちが湧いてくるのかもしれません。

とはいえ、お別れの時は近づいてきます。

だから、伝えられなかったことを後悔して、落ち込むのではなく、

・伝えられたことはなんだっただろうか。
・残りの時間で本当に伝えたいことは何だろうか。

といったことを考えると良いのではないかなと感じています。

そう考えることで、子どもと過ごす残りの時間で伝えたいことも自然と決まってくるように思います。




後悔をしても、状況は変わりません。

だからこそ、思考の仕方に注意して、残りの時間をより充実したものにして良くのが大事なのではないでしょうか。

うなずく




③「さようなら」の前に「ありがとう」


お別れをする時、最後の「さようなら」をすると思います。

さようならの前に、「ありがとう」を忘れないようにしたいと考えています。

このありがとうは、

・今まで一緒に過ごしてくれたことへの感謝。
・してくれたことへの感謝
・いてくれたことへの感謝

色々な意味が含まれたお礼の言葉になると思います。




この時、子どもたちの発達段階に応じた補足の言葉を合わせて伝えてあげたいところです。

子どもたちとの具体的なエピソード、実際に自分が感じていること、感じたことを交えた「ありがとう」を言えたらいいなといつも思っています。

毎回、終わるともっと上手く言いたかったなと思うのですが、最後は、

✅込めた気持ちが大事

ということで納得するようにしています。




今年度のありがとう。

ちゃんと言えるように、気持ちを整えて、最後の日を迎えたいと思います。




今回は、以上になります。

お読みいただきありがとうございました。

この記事が少しでも皆さんのお役に立てば嬉しいです。

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