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学校は子どもをきっちりさせようとしすぎていないだろうか

【1分で読めて意味のある情報】

こんにちは、旅人先生Xです。

今日は、「子どもをきっちりさせようとしすぎていないか」について書いていきたいと思います。

私は幸せなことに、日々、楽しく子どもたちと過ごさせてもらっていると感じています。

ですが、だからこそ、自戒を込めて今回の記事を書きました。

学校という現場だからこそ、気をつけたほうが良いのではないかと感じていることを書き綴ってみましたので、ぜひ、子どもに関わる方々には読んでいただきたいと思います。

目次は、以下の通りです。


①学校で働いていて感じること


学校現場で働いていて、時折頭をよぎることがあります。

それは、

自分は子どもをきっちりさせようとしすぎていないだろうか

ということです。




学校で働いていると話の聞き方、姿勢、生活態度などなど、さまざまな場面があります。

そうしたそれぞれの場面で、「きっちりさせる」ということをしすぎているように感じることがあるのです。

例えば、

・全体で話している時、いつでも話している人の方をしっかり見る。
・授業中ずっと良い姿勢を保つ

といったことです。




確かにこうしたことが大切な場面もあると思います。

ですので、

✅「こうした場面では、こうすると良いと思う」と伝えることは必要

だと思います。




ですが、それが「いきすぎていないか」ということを常日頃から意識しておく必要があるように思うのです。

なぜなら、素直な子やなかなかうまくできない子は、そうしたことが苦しくなってしまうこともあるからです。

また、時と場合によっては、気を張りすぎなくても良いということもあるのではないかと感じます。




子どもたち相手だからこそ、「どれくらいがちょうど良いのだろうか」と話し合ったり、子どもたちと相談したりしながら調整することを忘れないということが大事なのではないかなと個人的に考えています。

✅子どものためでなく、学校の都合、先生の都合の指導になってしまっていないか

私は、このことを肝に銘じて日々過ごすようにしています。




②のびのびできる時間や空間があるかどうか


私は、日常生活を送る学校において、

✅子どもがのびのびできる時間や空間があることはとても大事なこと

だと考えています。




のびのびした時間や空間があると子どもの新しい面や自然な一面が垣間見えますし、何より気楽な表情が見て取れます。

気張らず、安心して過ごす時間や空間があることは、子どもの成長のベースなのではないかと思うのです。

学校や教室が安心して過ごせる場であること、自分を成長させる学びの場であること。

当たり前のようなことですが、当たり前のことこそ、大切なことが詰まっているのではないでしょうか。




のびのびもきっちりもバランスが大事だと思います。

先ほども書きましたが、学校現場は一般的に、子どもにきっちりさせることにバランスがよりがちではないかなと感じることがしばしばあります。

そのため、

✅日々、子どもたちの様子を振り返りながら、これでちょうど良かったのだろうかと考えたり、子どもたちに「どうだろうか?」と投げかけたりしながら、バランスをとっていくことを継続していく必要がある

ように感じます。

子どもにとって、教室や学校が素敵だな、楽しいなと感じられる場所であれるように、私自身、できることをしていきたいと思います。




今回は、以上になります。

お読みいただきありがとうございました。

この記事が少しでも皆さんのお役に立てば嬉しいです。

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