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「伝えたいことは、伝えようとしないとなかなか伝わらない」という当たり前のことを改めて感じる

【1分で読めて役立つかもしれない情報(918記事目)】

こんにちは、旅人先生Xです。

子どもに伝えたいのだけれど、なかなか伝わらないなと感じることはありませんか?

今日は、そんな「伝えたいことがあるときのこと」について書いていきたいと思います。

主に子どもに伝えたいことについて考えましたが、大人に対しても同じことがいえると思いますので、ぜひ最後まで目を通していってみてください。

目次は、以下の通りです。


①伝えたいことは、なかなか伝わらないもの


✅伝えたいことは、思っているだけではなかなかうまく伝わらないことが多い

伝えたいと思うことは、思っていてもなかなか伝わらないものだなと思います。

立ち振る舞いに気をつけても、なんだかうまく伝わらない気がする。

そんなことを思うことが学校現場で働いているとよくあります。




伝わることもあるのですが、相手によってはなかなかうまく伝わらない。

「どうしたら良いのだろうか」とよく私は考えます。

その時に感じることは、「思っているだけではやはり伝わりにくいな」ということです。

振り返ってみると大体の場合、自分は相手に伝わるようにうまく言葉にできていないということが多いと思います。




単一の伝え方で、多くの人に伝わるのであればそれに越したことはないのかもしれませんが、子どもたちも様々です。

ですから、それぞれにあう伝え型というものがあるはずです。

そのことを忘れて、前はこうすれば上手くいったのに…とか全然わかってくれないだとか考えてしまっては、伝わるものも伝わらなくなってしまいます。

ですから、

✅前提として、一つの伝え方で全員に同じようにわかってもらうことなどはそもそも不可能に近いということを忘れないということが大切

なのではないかなと今の自分は考えています。

伝えたいことはなかなか伝わらないからこそ、少しずつ、色んな方法で伝えていこうと考えていくことが大事なのではないでしょうか。




②伝えたいことがあるなら伝える行動をするのが第一歩


伝えたいことがあるのならば、

✅相手のせいにしたり、自分を責めたりするのではなく、「どうしたら伝わるかな?」と試行錯誤していくことこそ重要

だと思います。

だから、何かしらの形で行動に移すということが必要になってきます。




言葉で伝える。

態度で伝える。

身振りで伝える。

体験で伝える。

色んな伝え方があると思います。

それらを伝えたい相手に合わせて選択したり、組み合わせたりしていく。

こうした伝える行動がとても大切というわけです。





こうした行動をすることを抜きにして、わかってくれない、伝わらないというのは、ちょっと相手に多くを求めすぎかなと私は感じます。

相手の立場になってみると「それじゃわからないよ…」と感じることだってきっとあるかもしれません。

この相手の立場に立って考えるという作戦は、伝える行動を選択したり、組み合わせたりする試行錯誤をする上でとても有効です。

「伝える行動をどうやっていけばいいんだろう」と思う方は、ぜひ、試してみてください。




③押しつけと提案の境界線は分かりにくく難しい


伝えたいことを伝えることについて考えてきましたが、学校現場で働いていて難しいなと思うことがあります。

それは、「押しつけと提案」の境界線です。




どういう伝え方だと相手は「押しつけられている」と感じるのか。

この境界線について考えることは、相手と関係を築いていく上でとても大事なことだと思います。

押しつけだと感じられていたら、相手にとって嬉しいことではないからです。

「こうすると良いかもしれないよ」という提案でも相手が押し付けられていると感じたら、逆にやりたくないくらいの気持ちになってしまいますからね。




長期休みの課題では、それを体験した人も多いはずです。

「計画的にやったほうがいいよ。」という親の提案で「今やろうと思っていたのに…」とか、「言われてやる気なくなった」という経験をあなたはしたことがないでしょうか。

押し付けに感じるというのはこういうタイプの場合です。

親は良かれと思ったり、心配したりしてくれているのですが、なんだかうまく伝わっていないというわけですね。




この長期休みの課題と似たようなことは学校現場では日常的に起きていると思います。

押しつけと提案の境界線。

すごく難しいですが、これを恐れていては、伝えたいことがあってもなかなか伝えられません。

✅相手とコミュニケーションをとりながら、この境界線を探ったり、相手と話し合ったりしながら試行錯誤していく覚悟が必要だと私は感じています。

結構大変な道かもしれません。

ですが、こうした試行錯誤をしていくことがコミュニケーションのスキルを学んだり、コミュニケーションの経験を積んだりすることなのかもしれません。




今回は、以上になります。

お読みいただきありがとうございました。

この記事が少しでも皆さんのお役に立てば嬉しいです。

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