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■「天才を演じきると天才になれる」(サルバドール・ダリ)の原点を見たい方へ

■バルセロナ発 鉄道で行くダリ美術館1日観光

スペインでもサッカーシーズンが始まり、FCバルセロナが好発進しています。徐々に気温も下がり、収穫の秋を楽しむ人々も賑やかになってきました。海外旅行好きの方にもこの秋冬にバルセロナやスペインを狙っている方が多いと思います。直行便が無いので中東経由の航空機を利用されているようです。お時間のある方にはパリから6時間半の鉄道の旅もお勧めです。ナポレオンが「ピレネーを越えればそこはアフリカだった」と言った気持ちがわかるかもしれません。


バルセロナは見どころ豊富。何度来てもいい街です。来るたびに成長しているサグラダ・ファミリアも是非再訪してください。そんな中でも多くの方の気持ちに引っかかっているのはシュールレアリズムの鬼才サルバドール・ダリではありませんか?1904年、カタルーニャ地方のフィゲラスに誕生したダリは、ピカソと並ぶスペインの2大巨匠と言われ、10時10分の口ひげがトレードマークでした。ニューヨーク近代美術館に展示されている『記憶の固執』には、ぐにゃッと曲がった時計が印象的でダリ作品の中でも最も有名なものになっています。


1970年から故郷フィゲラスに自身の美術館建設を始め、自らもプロデューサー的に働きました。1974年に開館しました。1989年に84歳で当地で生涯を閉じましたが、日本のバブル時期までご活躍されていた芸術家でした。フィゲラスはバルセロナから高速鉄道で約1時間です。駅を降りてからやや遠いのでシャトルバスの乗車のお手伝いや館内にも仕掛けが多く、ダリ劇場美術館と言われるようにダリの遊び心を事前学習するためにも日本語ガイドが同行することをお勧めします。地下にはダリの遺体も眠っているそうです。


「芸術は爆発だ!」と言い放った日本の鬼才岡本太郎氏は1911年生まれですのでダリよりやや若いようです。お二人とも比較的新しい芸術家ですが、創造力が無限でパワーが果てしないものです。さあ、皆様も20世紀の鬼才に触れてエネルギーを充電しませんか?バルセロナでの滞在プランはバルセロナ在住の斉藤ツアー&ガイドサービスに一度ご相談下さい!

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