HSP、自分を生きよう

自分の人生を生きるために。

HSPの子は、実に流されやすい。これにエンパスが入れば、確実に。

他人の感情や空気に敏感な性質なので、例えどんなに自分の意思・意志や希望があっても、押しの強い・声の大きな人の流れを汲みやすいのです。
HSPでも、刺激を求めるタイプならまだマシで、より繊細で内向的なタイプですと、意見すらないように勘違いされやすいです。
意見や意思が無いのではなく、感じ取る他者の気持ちや思い込み・罪悪感や羞恥心などで、意思表示が困難なのです。
静かな落ち着いた環境で、1人ずつゆっくり話を聞けば、豊かでたくさんの創造性を発揮してくれますが、現代の、流れの早いこの世界で、社会活動となると更にハードルが高くなってしまいます。
「声の大きさ」にも困難があり、過敏に過剰に反応してしまう特性故、自分では大きな声をあげていると思うが、まだまだ非HSPの声に被されてしまう、或いは、声自体上げることを拒む事もあります。

HSP気質の子・人って、少しの刺激から様々なものを感受し、気づき、おそらく出会う「景色」は非HSPの人に比べたら何倍もの内容、世界が広がるのです。
自分の意見を持たないわけで無く、むしろ、その想像と創造性で、たくさんのアイデアと希望、目標なんかもあるはず。
それを、周りの顔色や空気を読み、自分を表現することを恐れ,圧や声の大きさに負け。
現実に起こすことができないのは、もったいない。
極論を言えば,社会の損失にもなりかねない。
他人の意見や考え、軸で決定し、生きていくことにどんな意味や意義がありますか?

HSP気質の子・人も、自分の人生を生きるために生まれてきました。
確かに感じることは「痛み」です。
でも、その痛みは幻想なのかもしれませんよ。
自分の人生を、他人のものにしない。
自分の人生を、ちゃんと生きてください。
人生を他人軸で生きることに、本当の痛みがあることを死ぬ時に知るなんて、馬鹿げています。

敏感に感じ取る。
そして、痛みや恐れが動く。
感情が大きく動き出す前に、しっかり現状を認識すること。
地に足をつけて、落ち着いて。存在を消さないで。
自分を見失わないことこそ、HSPには必要なこと。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?