見出し画像

「難しい」の表現について、「hard・difficult・tough」の違い

■----------------------------------------■
【サッカー日本代表、強敵イランを下して決勝へ】
#0029
2024/1/17  
□----------------------------------------□
 
Asian Cup semifinal was held on January 28, Japan aiming for winning the fifth victory (     )the first time in 2 years won Iran and gave check to the Asian championship.

■(     )内の単語は、どちらが適切でしょうか?

(ア) for
(イ) on

■単語

・semifinal 準決勝
・aim 狙う
・victory 優勝、勝利

■和訳

サッカーのアジアカップは1月28日に準決勝が行われ、2大会ぶり5度目の優勝を目指す日本はイランを下し、アジア制覇に王手をかけた。

■(     )内の答え

(ア) for
になります。
理由は、下記の解説にて説明します。

■解説

heldは、「hold」の過去分詞で、holdは「~を開催する」ですね。
また、take place「~が開催される」でも表現できます。
但し、その場合には受動態ではなく、Asian Cup semifinalを主語にして、
Asian Cup semifinal took place on January 28.
と能動態になるので、注意しましょう!
 
win the ~ victoryは、#0011の解説の通り、「~回目の優勝を果たす」になります。
~に序数(first, second, third)を入れて使います。
 
for the first time in ~ yearsは、「~年ぶりに」ですね。
~には数字(1,2,3)が入るので注意しましょう。
≪例≫
I met him for the first time in 2 months.
(2か月ぶりに、彼に会いました)
また、同じ意味ですが、違う表現として、
It has been 2 months since the last time I met him.
(彼に最後に会ってから、2か月が経ちました)
も使えますので、併せて押さえておきましょう。
 
give check to ~は、「~に王手をかける」になります。
チェスで「checkmate」と言いますね。
そう、その「check」です。

■特集

本日の特集は、「難しい」を表現する際に使われる、「hard・difficult・tough」の違いを説明します。
 
・hard =「肉体的/精神的に」難しいイメージ。
≪例≫
It was hard to work all night.
(徹夜で働くのは、しんどかった)
→徹夜で働くのは、肉体的/精神的にも難しいという意味ですね。
 
・difficult =「必要な知識や力がなくて」厳しいイメージ
≪例≫
It is difficult to get full marks with TOEIC.
(TOEICで満点を取るのは、難しいよ)
→TOEICで満点を取るのは、能力的にも難しいですよね。
 
・tough =「とても厳しく、容赦ない」イメージ
≪例≫
It was tough situation to make a presentation in front of company president because he’s still newcomer.
(彼は新人だったので、社長の前でプレゼンするのはとても厳しい)
→新人に、社長の前でプレゼンさせるのは、容赦ない行為ですね。

■編集後記

昨日のアジアカップは、日本が3-0で優勝候補のイランを下して、2年ぶりの優勝へ王手をかけました。
 
攻撃と守備で、それぞれ光ったプレーがありましたね。
 
攻撃では、やはり大迫選手の決定力と、南野選手のあきらめない心ですね。
 
56分の先制点では、頼れるエースの大迫選手が、柴崎選手のタテパスを南野選手にパスでつなぎ、相手DFと交錯して倒れた後に、イランはPKではない事と、シミュレーションを主張していました。
 
イランの選手たちが主審にアピールをしている間にも、南野選手はあきらめずに立ち上がってボールを追いかけ、左コーナー付近からゴール前へクロスを入れ、ポジションを修正しきれないイラン守備陣を置き去りにするように、大迫選手がGKの目前でヘディングシュートを決めました。
 
「動きを止めるな、足も頭も動かし続けろ!!」。
森保監督が就任以来、求めてきた姿勢を「拓実(南野)が表現してくれた」と、原口選手は話していました。
 
守備では、吉田選手と冨安選手の両センターバックの安定感ですね。
 
長いパスを織り交ぜ、FWで起点を作ろうとするイランの攻撃を、辛抱強く、跳ね返し続け、ボランチの遠藤、柴崎選手が前線にパスを送り出していました。
 
2/1の決勝戦が楽しみですね♬
 
カタールとUAEのどちらが来ても、今の日本の相手ではないように思えます!

この記事が参加している募集

#英語がすき

20,352件

もし、よろしければサポートお願いします! 頂いたサポートは、クリエイターとしての活動に使わせて頂きますので、応援をよろしくお願い致します!