教員の時間外労働をどうやったら減らせるのか考えてみた。

もう学校にはいないこーぞーです。
働き方改革と言われてわりと経ちました。そう言われる前から問題になっている学校の教員の時間外労働について,以前の中学校の講師の経験を通して述べます。ここで,「残業」ではなく「時間外労働」とするのは,朝早く出勤する教員がいるからです。勤務時間は8:10からだが,6:10に出勤する人とかいましたので。

そもそも,どの仕事もあんまり手が抜けない

教員の仕事をざっっっくりと挙げてみますと,授業,行事,生徒指導,進路,渉外,部活くらいになると思います。
生徒から見れば,学校生活のメインは授業になると思います。中学校の場合だと,だいたい1日6コマの授業がありますから,1コマ50分で300分,学校にいるうちは勉強する時間があります。明らかに時間で見た割合が一番大きいのは授業です。
一方,教員からすれば,授業がメインの業務ではない場合が多い気がします。特に,校務分掌(それぞれが担当する仕事)が増えると,授業の準備に割ける時間が減っていきます。行事の準備や進路事務などがあれば,それで手いっぱいになります。
よし!明日の授業の準備をしよう!(時計は21時)とかよくありました。

体感的に,授業等の準備を怠ったり,手を抜いたりすると,指導が通らなくなります。ひどければ児童生徒が荒れます。荒れるというのは,話を聞かなかったり,指示に従わなかったり,立ち歩いたりです。なんなら,十分準備をしたと思ってもうまくいくとは限りません。私は採用試験に受からない程度の人間だったので,うまくいかないことも多かったです。
だから,授業は手を抜けない。行事も手を抜けない。生徒指導で手を抜くなど有り得ない。進路で手を抜くなどできるわけがない。渉外はあんまり担当しませんでしたが,同僚が夜遅くまでやっていました。部活は手を抜くと問題が起きるので手を抜けない。
どこも基本的には全力です。気を遣い,見落としなどがないように。やっぱり手を抜くところなんてないじゃないか…

いつか別の投稿で書きたいと思っていますが,負担と言われる部活。この外部への委託は,多分大してできないです。また,学校にAIやロボットなどを導入することによる指導の代替もいろいろと難しいと思います。

そこで私は考えました。全国の教職員に希望の光を与える,時間外労働を減らす必殺技を。

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いやいや安心してください。無料ですよ。

必殺!ショートカットキー!(笑)

こんなものしか思いつきませんでした…だって同僚みんな使ってなかったし…PCで作業をするならショートカットキーを使いましょう。いや,私はこれで勤務時間を節約していたと言っても過言ではありません(笑)
よく見ると,↓こうやってコマンドが表示されているんですよ。

当たり前に使う主なショートカットキー

※は文字列を選択してから使いましょう。
Ctrl ∔ C
…コピー※
Ctrl ∔ X …切り取り※
Ctrl ∔ V …貼り付け※
F12 …名前を付けて保存
Ctrl ∔ S または Shift ∔ F12 …上書き保存
Ctrl ∔ A …全選択
Alt ∔ F4 …ウィンドウを閉じる
F6 …全角ひらがなに変換※
F7 …全角カタカナに変換※
F8 …半角カタカナに変換・アルファベットを半角に変換※
(Wordで使う)
Ctrl ∔ Shift ∔ > …フォントサイズを大きくする
Ctrl ∔ Shift ∔ < …フォントサイズを大きくする
Ctrl ∔ D または Ctrl ∔ Shift ∔ F …フォントのオプションを表示
(Excelで使う)
Alt ∔ Shift ∔ =(イコール) …sum関数

おすすめはF12Shift + F12です!ファイルを保存しないままファイルを閉じたり,ファイルが飛んでしまったそこの先生!これをおまじないのようにちょいちょい押しましょう!あとは最初のコピー,切り取り,貼り付けあたりからちょっとずつ使っていくといいんじゃないでしょうか。

ちなみに,もう皆さんお気付きかと思いますが,ショートカットキーを駆使したところで,22:00退勤だったのが21:49退勤になるくらいでしかないと思います…(汗)それに,それをことごとく使っていた私は月100時間の時間外労働をしてましたけどね…
あと,そこの各自治体の教育行政に携わるあなた!学校のPCのスペックを上げていただくよう強くお願い申し上げます。メモリとかCPUとか,積めるものはガン積みしてください。PCの反応が早ければ教員の時間外労働は減りますので。これはわりと本当に。金がないと言って化石のようなPCは使わせないでください。

時間外労働を減らすデメリット

一方でこんなことも考えてみました。デメリットがあるんですよ。

・教員は帰りが早くなるので,帰りに立ち寄ったスーパーであまり割引がされていない。
・教員は家にいる時間が増えるので,家計における冷暖房費が増える

はい,どうでもいいです。

考え「てみた」ですので,あまり本質的な内容ではありませんが…すいません…
この無料の記事をご覧の皆さんに,¥1以上の気付きや学びがありますように。
おわり。

頂いたサポートは、多分知識を得るために使われると思います。