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ポップコーンは買わない。


「だからさ〜近くにミニシアター欲しいんだよね〜」


最近、自分の文章、特に映画の感想を振り返ると、その作品単体で語っているだけでなく、複数の作品の共通点をピックアップして解説しているパターンがある。


ものによっては、作品単体の感想だけで終えてしまうものも多いのだが、正直読み応えがない。その一方で、複数の作品を例に挙げている文章はそれなりに読める気がしている。

特に大学時代は毎日シアターに通っていた時期があったので、その当時は1週間の上映のうち、全ての上映作品を見尽くしてしまうほど通っていて、そんなことをしていると、そのシアターでピックアップしている作品の共通点みたいなものが見えてきたりする。

それが、感想として起こしたときに見えてくることがある。


取り扱っている作品のジャンル、テーマ、舞台、俳優、などなど要素は様々だが、シアター側がわざと仕掛けているものから偶然そうであったものまで、それが見えて瞬間の筆の乗りようたるや。

ここ2、3年はミニシアターでの鑑賞も少なくなってきて、シネコンで見たい作品を単発で観ることが多くなったので、ジャンルを問わずに観ることも(時間的、金額的に)かなり少なくなってしまった。

配信があるとはいえ、配信でも自分の興味あるもの、惹かれるものしかピックアップしないので、これはあまりよろしくない。

人のおすすめ、巷でかかっている作品は自分が予期せぬところでの発見があるので、大切にしたい。だが、シネコンは昨年の12月にチケット代の値段を再び上げたので、足が遠のくところである。

自分の思っても見なかったところからの刺激というのはある種テレビ的で、自分の選択、制御が及ばない部分に足を踏み入れる訳である。

そういった要素が、ミニシアターにも含まれているのではないかと思っている。シアターのスタッフたちが選んでくれたってわかるから作品に信頼がおけるし、ポスターで見切りをつける必要がなく、作品に飛び込むことができ、思いもしなかった体験をすることができる。

シネコンにはそれがない。いくらジャンルが色々あるからといって、さすがにそこには地雷が含まれているものだ。例えば、ジャニーズの男の子が主人公の少女漫画上がりの映画がミニシアターでかかっているところは見たことがない。。そういうことだ。

まぁ何が言いたかといえば、地元にもミニシアター的な施設が欲しいということだ。

最短でも車で1時間半はかけないと最寄りのミニシアターにたどり着くことはできない。いけても年に2〜3回程度だろう。

正直、映画館の業界のことは全く知らない。あくまでも顧客としての話をつらつらと書いてきたので、なんもしらねぇくせに何いってやがると思われるかもしれない。笑

業界のことも知りたいし、スタッフの方と濃密に話してみたいものである。


「だからさ〜近くにミニシアター欲しいんだよね〜」


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