越前敏弥 Toshiya Echizen(オフィス翻訳百景)

文芸翻訳者。読書会トラベラー。訳書『オリンピア』『ロンドン・アイの謎』『Yの悲劇』『オ…

越前敏弥 Toshiya Echizen(オフィス翻訳百景)

文芸翻訳者。読書会トラベラー。訳書『オリンピア』『ロンドン・アイの謎』『Yの悲劇』『オリジン』『解錠師』など。著書『翻訳百景』『文芸翻訳教室』『日本人なら必ず誤訳する英文』など。仕事のご依頼はoffice.hyakkei@gmail.comへ。twitter @t_echizen

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INFORMATION 2024-02-22

『オリンピア』に関する長大なオンライン記事が毎日新聞に掲載されました。記者の田原和宏さんは、東京と京都の2か所で長時間にわたって取材してくださり、この作品に対するわたしや北烏山編集室のさまざまな思いを反映したすばらしい記事にしてくださいました。ありがとうございます。  オンライン版は有料記事(登録が必要)で、紙の毎日新聞では2月24日の夕刊に全文が掲載されます。ぜひご一読ください。 ――――――――――  第12回翻訳ミステリー読者賞の投票受付がはじまりました。2023年に

    • 朝日カルチャーセンター2024年4月期の文芸翻訳講座

       朝日カルチャーセンターでわたしが担当する文芸翻訳講座は、2024年4月期についても、すべてハイブリッド形式(教室・オンラインのどちらでも受講可)でおこなう予定です。新宿教室・横浜教室・中之島教室のすべてで受付がはじまりました。引きつづき、全国どこでも(海外でも)受講できる形なので、関東・関西以外にお住まいのかたもどうぞ。今期から、全クラスが教室・オンラインの申込が共通となりました。  朝日カルチャーセンター全体のトップページ上の「こちらから講座を検索」という欄に講師名を入

      • INFORMATION 2024-02-10

         2月17日の午後、全国翻訳ミステリー読書会 YouTube ライブの第18弾「ミステリー翻訳家が語る ~この一冊、翻訳術~ Vol.2」が開催されます。  今回はわたしが司会をつとめ、英語以外の翻訳を手がける5人のミステリー翻訳家がみずからの訳書について語ります。その作品や作者にくわしい読書会世話人や常連参加者が聞き手をつとめ、ふたりのやりとりの形で進行します。  紹介する作品は以下のとおりです(順序未定)。 小山内園子 『破果』(ク・ビョンモ、岩波書店) 酒寄進一 『

        • オンライン入門講座 文芸翻訳のツボ(2024年春)受付開始

           オフィス翻訳百景では、毎月1回の「オンライン文芸翻訳実践講座」のほかに、文芸翻訳の初中級者をおもな対象とした「オンライン入門講座 文芸翻訳のツボ」をおこなっています。  動画3本の視聴(計4時間20分程度、録画受講)&翻訳課題の添削指導1回&メールによる質疑応答1回から成り立つクラスです。今後も年に2回程度開講しますが、こちらはオリエンテーションにあたる添削指導つき入門講座で、毎回ほぼ同じ内容なので、1回かぎりしか受講できません。  受講期間内であれば、いつでも課題提出や

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        • YouTube などで動画が公開されているイベント・講座
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        • SIX WORDS の楽しみ
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          INFORMATION 2024-01-29

          【1月30日追記】  カドブンのサイトでヘミングウェイ『老人と海』(角川文庫)の訳者あとがき全文が公開されました。後半で今回の新訳で心がけた5つのポイントを紹介しています。 ――――――――――  ジェレミー・ドロンフィールド『飛蝗の農場』(新装版、創元推理文庫)が本日刊行されました。20年前の《このミス》《IN★POCKET》2冠作品です。新装版あとがきには、今年の夏ごろに河出書房新社から出るドロンフィールドの新作ノンフィクションの情報を入れました。  先月刊行の『オリン

          新訳『老人と海』刊行

           角川文庫からヘミングウェイの『老人と海』が刊行されました。ぜひご一読ください。若いころにはじめて読んだときにはこの作品のよさがさっぱりわからなかったものですが、いま、この老人と近い年齢になって読んでみると、人生のすべてが凝縮されたすばらしい作品だと思います。  今回の新訳にあたっては、5つのポイントを意識して作業を進めました。  1 固有名詞の表記  2 綱か、縄か  3 口調  4 the boy の年齢  5 一文の長さ  それぞれについて、訳者あとがきでくわしく説

          INFORMATION 2024-01-16

          このあと予定されているトークイベント・講演・読書会などを開催順に並べます。 ◎1月26日(金)19:30~21:00 京都出町座(イベント主催 CAVA BOOKS)  『オリンピア』(北烏山編集室)刊行記念イベント  越前敏弥×樋口真理 ◎1月27日(土)10:30~12:00 朝日カルチャーセンター中之島教室 一般向け講演 文芸翻訳教室(教室、オンライン) ※「文芸翻訳教室」は1月期でいったん終了し、以後は不定期開催となります。 ◎1月27日(土)16:30~18:

          『オリンピア』作者デニス・ボックさんからのメッセージ

           昨年12月5日に『オリンピア』(北烏山編集室)が刊行されて少し経ったころ、日本語版を受けとった作者のデニス・ボックさんから出版社宛にお礼の連絡が来ました。その返信で、何か日本の読者へのメッセージを書いてくれないかとお願いしたところ、新年早々にメッセージが届きました。数行程度のごく簡単なメッセージを予想していたのですが、届いたのは1ページ余りに及ぶ長いものでした。そこには、連作短編集『オリンピア』がどんないきさつで構想されたのかがくわしく書かれていました。  すばらしいメッセ

          『オリンピア』作者デニス・ボックさんからのメッセージ

          2024年の予定

          (トップ画像は2022年12月から2023年にかけて刊行された著訳書と、2024年に刊行予定の著訳書及び原書の表紙です)  今年もどうぞよろしくお願いします。  まずは2024年の著訳書の刊行予定から。  今年出ることがほぼ確定している著訳書は6作あります。  『老人と海』(ヘミングウェイ、角川文庫)1月下旬  『飛蝗の農場』(ジェレミー・ドロンフィールド、創元推理文庫、復刊)1月下旬  『いっしょに翻訳してみない?(仮)』(河出書房新社、著書)3月末?   The Bo

          INFORMATION 2023-12-26

           10月に青山ブックセンター本店でおこなわれた阿部公彦さん(東京大学教授)との『名作ミステリで学ぶ英文読解』(ハヤカワ新書)刊行記念対談の採録が公開されました。前後篇に分かれ、これは前篇です。 話題は英文法や英語学習や英文学やミステリなど多岐にわたっています。  YouTube の特別編では、『名作ミステリで学ぶ英文読解』(ハヤカワ新書)の内容を簡単に紹介したあと、本に掲載していない英文(コナン・ドイル『恐怖の谷』の一節)を解説します。 ――――――――――  オフィス翻

          『オリンピア』もうひとつのあとがきと、ある編集者の感想

          『オリンピア』(デニス・ボック、北烏山編集室)の刊行から1週間余り経ちました。おかげさまで好評で、読んでくださった方々からすばらしいご感想をSNSなどでつぎつぎいただいています。「オリンピア ボック」「オリンピア 北烏山編集室」「オリンピア 越前敏弥」などのキーワードで検索してもらうと、多くを読むことができるので試してみてください。  この本は小さな出版社の旗揚げ作品ということもあり、まだ各地の書店にじゅうぶんに出まわっているとは言えません。お近くの書店で見当たらなかった場合

          『オリンピア』もうひとつのあとがきと、ある編集者の感想

          『オリンピア』刊行

           長年の持ちこみ企画だった『オリンピア』(デニス・ボック)がついに新生出版社・北烏山編集室から刊行されました。  どんな作品であるのか、訳者あとがきから少しだけ引用します。  訳者あとがきには、この作品の読みどころや魅力や、刊行に漕ぎ着けるまでのいきさつをかなりくわしく書きました(計10ページ)。地味ですが、忘れがたい充実の読書体験をもたらしてくれる作品です。ぜひご一読ください。  この作品が出版社としての船出となる北烏山編集室の公式サイトもぜひご覧ください。また、ブログ

          「オンライン文芸翻訳実践講座」第4期スタート

           2024年1月から、オフィス翻訳百景が主催する「オンライン文芸翻訳実践講座 第4期」を開催します。進め方は第3期までと同じで、もちろん今期からはじめて参加することもできます。Peatix でのお申しこみの際にメールアドレスと氏名を記入してもらうことになります。  第4期の要領は以下のとおりです(3か月を1期とします)。 【日程】 2024年1月13日(土)、2月10日(土)、3月9日(土)の3回(原則として毎月第2土曜日におこないます) 【時間帯】 どの日も 10:0

          「オンライン文芸翻訳実践講座」第4期スタート

          INFORMATION 2023-11-27

          『オリンピア』(デニス・ボック、北烏山編集室)が12月5日に刊行されるにあたって、3つのトークイベントが開催されます。内容の重複はほとんどないので、ぜひ複数のイベントにご参加ください。 ◎12月2日(土)15:30~17:00 朝日カルチャーセンター新宿教室  だから翻訳は面白い・注目の新出版社誕生!  津田正&樋口真理(北烏山編集室)、越前敏弥 ◎12月17日(日)14:00~15:30 青山ブックセンター本店  『オリンピア』(北烏山編集室) 刊行記念  越前敏弥 ×

          朝日カルチャーセンター2024年1月期の文芸翻訳講座

           朝日カルチャーセンターでわたしが担当する文芸翻訳講座は、2024年1月期についても、すべてハイブリッド形式(教室・オンラインのどちらでも受講可)でおこなう予定です。新宿教室・横浜教室・中之島教室のすべてで受付がはじまりました。引きつづき、全国どこでも(海外でも)受講できる形なので、関東・関西以外にお住まいのかたもどうぞ。クラスによっては、教室とオンラインの申込が別枠になっているので、ご注意ください。  朝日カルチャーセンター全体のトップページ上の「こちらから講座を検索」と

          朝日カルチャーセンター2024年1月期の文芸翻訳講座

          INFORMATION 2023-11-08

           徳島県鳴門市の大塚国際美術館で、11月25日にスペシャルトークをおこないます。『ダ・ヴィンチ・コード』刊行20年を記念してのイベントです。 ◎11月25日(土)14:00~15:00  翻訳者・越前敏弥が語るラングドン・シリーズ5作 ※ダン・ブラウンの『天使と悪魔』『ダ・ヴィンチ・コード』『ロスト・シンボル』『インフェルノ』『オリジン』の読みどころについて、大塚国際美術館に展示されている陶板画などに言及しながらお話しします。 ※事前予約制。トークイベントは無料ですが、美術