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朝日カルチャーセンター2024年10月期の文芸翻訳講座

 朝日カルチャーセンターでわたしが担当する文芸翻訳講座は、2024年10月期についても、すべてハイブリッド形式(教室・オンラインのどちらでも受講可)でおこなう予定です。新宿教室・横浜教室・中之島教室のすべてで受付がはじまりました。引きつづき、全国どこでも(海外でも)受講できる形なので、関東・関西以外にお住まいのかたもどうぞ。

 朝日カルチャーセンター全体のトップページの最上段にある検索窓に講師名を入れてもらえれば、現在受付中の講座がわかります。教室名を選んで再検索すると、その教室の講座のみが表示されます。

 3教室とも、従来と同じ時間帯に「英米小説の翻訳」(要予習)が開講されます。
 そのほか、今期から横浜教室で1期おきに「文芸翻訳添削道場」(要予習)が開講されます。
 また、今期も中之島教室と新宿教室で公開対談(予習不要)があります。今期は中之島教室に書店コンシェルジェの河出真美さん(去年とは別内容)、新宿教室には河出書房新社編集者の渡辺史絵さんをお迎えします。

中之島 10月26日 海外コンシェルジェのお勧め本2024(ゲスト・河出真美さん)

新宿 11月2日 だから翻訳は面白い ノンフィクション翻訳の現場から(ゲスト・渡辺史絵さん)

英米小説の翻訳」は、新宿と横浜は1時間半×3回、大阪は3時間×1回の形でおこないます(大阪は扱う量が約3分の2です)。原則として、長短編小説の一部をていねいに訳し、全員の訳文を全員に配布して細かく検討していきます。10月期は前期につづいて、マイクル・コリータの最新作 "An Honest Man" を扱います。
 新宿は火曜午前・木曜夜・土曜午後の3クラス(どれかひとつを受講)、横浜と中之島は土曜午後の1クラスです(横浜は4月期から時間帯が変わって、15時30分からとなっています)。
英米小説の翻訳」では、英文の訳読のほかに、各期ごとに指定した本(おもに翻訳書または周辺書)を読んできて簡単に感想を言ってもらう時間を少しとります。今期の課題書は『アウシュヴィッツの父と息子に』(ジェレミー・ドロンフィールド、越前敏弥訳、河出書房新社、9月下旬刊行)です。

「英米小説の翻訳」の日程とお申しこみページは以下のとおりです。
 ・新宿火曜午前(10月1日&11月5日&12月3日、10時から11時30分)
 ・新宿木曜夜(10月10日&11月14日&12月12日、19時から20時30分)
 ・新宿土曜午後(10月5日&11月2日&12月7日、13時30分から15時)
 ・横浜(10月12日&11月9日&12月14日、15時30分から17時)
 ・中之島(10月26日、13時から16時)

◎上記の予定には書かれていませんが、「英米小説の翻訳」ではほかに自主提出課題を設け、提出してくれた人には1時間の無料オンライン解説授業をおこないます。
 また、クラス生対象の読書会(会場参加のみ)も3か月に1回、新宿教室の近くでおこなっています。

◎また、10月期から横浜教室で新講座文芸翻訳添削道場を開講します。「英米小説の翻訳」では、何人かの訳文に口頭でコメントしていく形をとっていますが、このクラスでは3回とも個別添削指導をおこないます
 1期(3回)のみで完結するクラスで、10月期のつぎは1期飛んで2025年の4月期に開講する予定です。内容は必ずしも初学者だけを対象としているわけではなく、中上級者が受講してもじゅうぶんな手応えがあります。
 この講座ではそのほか、必修テキストの『文芸翻訳教室』(研究社)を事前に読んできてもらい、内容について質疑応答をする時間を毎回とります。
「英米小説の翻訳」の前の時間帯(13時30分から15時)におこない、同時受講も可能です。
 くわしい内容について、この記事に書きました。【8月29日追記】

文芸翻訳添削道場
横浜(10月12日&11月9日&12月14日、13時30分から15時)



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