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今までの人生76(私のうつ病と伯母の認知症8)

デイサービスにも色々あり
従姉が、お見送りお迎えが出来ない時間なので
そうゆうことも含めデイサービス
探してもらえることになった。

伯母は膝を少し痛がっていたが
一人で補助なく歩けるし
長い生活習慣の中で
鍵の管理も出来ていたので
同居人の見送りお迎えがなくても利用できる
デイサービスは逆に探しやすかったのか
すぐに見つかった。

通所前に一日体験を見学できるとの話だった
が、見学は不可とのことで
伯母だけ一日体験に行った。
(認知症で覚えていられないのになぁ)
と思いながらもその施設の決まりのようなので
体験の日は3人でお見送りし
帰宅を待った。

16時頃、ガチャガチャと鍵の開く音が聞こえる。
玄関に入るまでを確認するのが
利用するデイサービスの決まりのようだ。

部屋の中に入ってきた伯母は
私を見て
「○○(私)いつきたのー?」
「昨日実家に来たんだよー」

もうこんなのは慣れっこだ。

「かあちゃんデイサービスどうだった?」

と聞いた従姉に

「デイサービス?行ってないよそんなとこ。」

私と母はその返答を予想していた
が、従姉はやはりショックだったようだ。

伯母本人がデイサービスに行くと言わなければ
ケアマネもどうすることも出来ない。

伯父の四十九日も無事終わり
伯母は自分の弟が亡くなっていることを
忘れているため誰の四十九日なのかもわからず

帰宅してから・・・
私の父が亡くなり。
自分の弟が亡くなり。
そのことを覚えてない自分に
私はなんでこんなバカになったんだと
伯母は自分の頭をグーでポコポコ叩き・・・

泣いていたと思ったら
私を見て
「○○(私)いつきたのー?」
「昨日実家に来たんだよー」

もうすっかり今日の出来事を忘れている。

あっという間にもう冬がそこまで来ている
父が亡くなりもうすぐ一年
元気に回復してきていた伯父が亡くなり
その間に父の姉も亡くなっていた。

父が亡くなったことで
外に出られるようになった私の
一年間を振り返ると
ものすごい行動量と思考量だと
自分でも驚くほどの変化だった。

父が命と引き換えにくれた
クリスマスプレゼントが私のうつ病改善の
第一歩にもなった。

まず今は自分の通院と
伯母のデイサービスへの通所
私は父と伯父の死の悲しみを引きずりながら
母と従姉を少しでも楽にできるよう考えて
行動してきた。

ケアマネとのデイサービスの話は思いのほか
着々と進み
伯母はデイサービス週3回通所することになった。

娘にデイサービスへ行こうと言われる
=捨てられる
ケアマネにデイサービスを勧められる
=はい!お願いします!

認知症のせいなのか
伯母の性格のせいなのか
従妹も母も少し気持ちにゆとりが出来るようになり良かったと
私も少し安心した。


今日はここまで


6時に起きたが室温2℃
ストーブつけて布団に逆戻り。
ゴロゴロしながら積雪見るため玄関へ・・・
はい除雪決定!
左手痛いのに…(涙)

30代後半でうつ病になり、 病気になった原因や、 51歳を機に第二の人生を歩もうと未来を望むことを決めた、 これからのことを綴っていきたいと思います。