見出し画像

私の精神科の先生と鬱病患者の勘違い

12日の健診で、先生に「(バイトを)辞めようと思う気持ちになっています」
と、伝えました

先生は、私の鬱病が治っても
「焦らず休みましょう。まだ時間はあるんですから」
と言って、休職を続けさせてくれました

先生が「私の見解では、鬱病は完治しています」と言ってから4ヶ月、
私自身が完治したと思ってから2ヶ月、
それでも復職を悩んでいた私に、“休んで良いんですよ”と
安心させてくれました

私も(鬱病と告知された日に)、先生にブチ切れた事もありました
鬱病患者あるあるです

不眠症の頃から『通っても治らない。この先生はダメなんじゃないか?』
と、疑っていました
フルニトラゼパムを疑いなく飲みつづけてしまい、恨んだ事もありました
鬱病が良くならず、ますます先生を疑っていた時期もありました


でも、治った今、こう思います「良い先生だ」と


鬱病患者は、鬱病を先生が治してくれると、思ってしまいます
そりゃそうです、
病気になったら病院へ行き、医者が治してくれる事が普通なのですから
でも、鬱病という病気は特殊なのです
先生は、患者に寄り添うことしか出来ないのです
治す事は、出来ないのです

精神科の先生との話し合いは、他の科と違い、だいぶ短いです
5分〜15分です
(これまたあるあるですが、稀に30分〜1時間、
 話し合いをしてくれる場合もあります)
鬱病患者は、脳がエラーを起こしている最中、先生に5分〜10分で、
自分の状態、状況を説明して、次の健診までのアドバイスを
貰わなければならないので、大変です


正常になるとわかりますが、先生も大変です
患者が多い上、手術や薬で治る病気ではないですし、
危ない行動をする患者もいます
ひとりひとり治し方が違う、鬱病患者、精神疾患の患者の話を
1日に20人、30人と聞くのですから

でも、精神科の先生は、カウンセラーではありません

鬱病患者が、自分の話を沢山聞いてほしい場合は、
カウンセリングをしてくれるクリニックを探した方が良いです


私は、治ってから、もっと気さくな感じで先生とお喋りしたかったのですが、
それは無理でした
やはり、今でも緊張します
でも、先生は、良い精神科の先生です

焦らないで休んでいて大丈夫だと言ってくれた先生に、感謝しています
ここ数ヶ月の通院は、毎回感謝しか感じていません


12日に、先生に「(バイトを)辞めようと思う気持ちになっています」
と、言った時、先生が
自分で決められたのだから、とても良い事です」と、言ってくれました

とても嬉しかったです✨

薄々と感じてはいました
待っているんだなと感じていました
先生が、先生のアドバイスでなく、私が決断する事を

鬱病患者の自立、回復は、この『決断』だと思います
人に委ねない、人の意見に左右されない、間違っていても自分で決める
間違っていてもか・・・
人生には、間違いも失敗も無いそうですよ
全ては、正解で成功への通過点だそうです
(そうは言っていられないくらい鬱病は苦しく辛いですが😅)


休職期間がまだ1ヶ月半ほど残っているのですが、
完治した上、辞めようと思っているのです
私としては、パワハラやモラハラも鬱病の原因の1つなので、
傷病手当を全部貰ってやる😠これくらいしか仕返しできないし、
今までちゃんと働いてきたし、共済を払ってきたのだから、
当たり前に貰うものだと、思っていましたが、
私の母親には、「(辞めないのは)ズルい」と、言われました
確かに、治ったのに(しかも寛解)ズルいかなと、思ったので、
先生に聞きました
「休職期間MAXまで休んで良いんですか?」と
先生は「全然良いですよ、休んでください😊」と、言ってくれました
本当に、有り難かったです
(さすが専門医、鬱病の事をよくわかってくれています)

まだ、家に居たい気持ちもあるので、
辞めてからは、在宅で出来る仕事を探す事を伝えました
あと、最近、出かける予定がある日は、興奮してしまうのか
4時間〜5時間くらいしか眠れない事も伝えました


次の予約は、5月下旬です
良い報告が出来る事を願っています☺️✨

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?