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daily and diary

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にちじょうの、にっきです。
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2018年8月の記事一覧

Nikki0831.

とりとめない感じで行こう。 ・夏休み子ども科学電話相談 相変わらず聞いている。すっかりこの番組の虜である。 最近聞いた中で面白かった質問は、 「月や太陽、宇宙でブランコするとどうなりますか」 「妹がいる時はうるさいと感じるのに、いない時は寂しい気持ちになるのはなぜ?」 「タイムマシンはなぜ発明できないか」 「魚は何年も人間に食べられてきたのに、なぜ食べられないように進化しないのですか?」 あたり。他にもあるけどもね。質問そのものの面白さもあるし、先生方の回答も毎回素晴ら

読書感想文:「私は存在が空気」/中田永一

藤子・F・不二雄先生が提唱した「すこしふしぎ」というジャンルがある。 略すとSFになるが「サイエンスフィクション」ではなく、「ありふれた日常の中に紛れ込む非日常的な事象」をテーマにした作品のことを指すそうだ。 この「ありふれた日常の中に紛れ込む」というところが、良い。 「私は存在が空気」という中田永一氏の短編集を読んだ。 表題作である、自分の存在感が父親のDVによって空気のように薄くなってしまえる能力を身につけた女子高生の話をはじめとして、全6編の短編が収録されている。 他

性欲は諸刃の剣

「性欲」というのは人を無防備にさせ、そしてバカにする。 その性欲がなければ今日に至るまでの人類の歴史が無きものになってしまうから目を背けるわけにはいかないのだけど、やはりどうしても「秘め事」になってしまう。公の場でえっちすけっちわんたっちな話をするわけにはいかないのだ、人類は。 という、全人類共通の『前フリ』があるというのは凄いことだなと思う。 誰かが言っていた、「下ネタは全世界共通語」という言葉もあながち間違いでは無いのだろうなと思う。 それでも例えば、見ず知らずの中国人

僕のライブ・ヴァージン

夜眠る前にふと思い出して「ウワーーーーッ!!」となってしまう思い出の一つに、初ライブの事がある。 高校を卒業してすぐに音楽の専門学校へと進学した。 音楽の専門学校なんていうと「ほえ〜」という感想を抱かれそうだけど、大手の専門学校ではなく「音楽塾」のような学校だった。学校法人でも無かったしね。 僕が入学したときの生徒は、僕ともうひとりだけだった。ふたり。 いや生徒少なッッ!!と、とても不安になったけど、腐らずにいられたのは周りの人が優しくしてくれたからだと思う。 その学校は

クゥ。

忘れられない夏、というのが誰しもにあると思う。 それは子供時代の思い出であったり、恋人同士や家族での思い出であったり。この夏、僕はこのnoteにそんな思い出のいくつかを書いてきた。なんでもないようなことばかりだったけど。 それでも、どうして夏の思い出というのはこんなにも記憶の中に居続けるのだろう。 「河童のクゥと夏休み」を観た。 クレヨンしんちゃんの映画作品「オトナ帝国の逆襲」と「戦国大合戦」という名作を監督した原恵一氏の作品で、ずっと前から観たいと思いつつなかなか観れてな

夏は無理

ちょっと前にnoteの公式さんに「おすすめ記事」としてピックアップしてもらった「はじめの一歩の重要性。」という記事がある。 今でもその記事が一番多くのスキを頂いているのだけど、夏も後半戦になってきてまた考えが変わってしまった。 先の記事の中では、作業をし始めるというのはめんどくさいとかだるいとか、妙に腰が重く感じてしまうけど、やりだしてしまえば少しでも必ず進むのだから、そのやり始めるという最初の一歩目を軽くしようぜ、という事を書いた。 夏の暑さがしんどいなら、エアコンをつけ

おっさんズⅡ

昨日、競艇場のホールで行われたプラネタリウムのイベントに行ったという事を書いた。 で、今日書くことはそのアナザーストーリー。 以前、市の清掃センター(ごみ処理施設)に行ったときの日記を書いた。 清掃センターには様々な種類の「おっさん」が居て、それだけでおっさん図鑑が埋まっちゃうぜ、という内容だったと記憶している(どんな日記だよ)。 が、競艇場は清掃センターの比では無かった。 昨日はちょうどボートレースが開催されている日だったのだけど、見渡す限りおっさんの群れ。おっさんの波

カニは関係ない

ぼくの住んでいる地元にはボートレース場がある。競艇場ですね。 あるのだけど、ボートレースはおろかパチンコなどにも全く興味がな…疎いので、普段は無いものとして受け止めている。 が、なんでもそのボートレース場内にあるイベントホールにて、プラネタリウムが開催されると知って、開催中には必ず赴きたいなぁと思っていた。 思っていたので、ぼくはボートレース場をあるものとして受け止めることにした。 この開催されているプラネタリウムというのが「MEGASTAR」という、プラネタリウムの最先

Nikki 8.23

最近回ってきた「本屋は客層良いよ。字が読める人が来るから」という文章が含まれるツイートを読んで、なるほどなぁとちょっと納得してしまった。 その真偽はまぁ置いておくとして、そういうのってあるよなぁと思った。 例えば僕はよく楽器屋に足を運ぶのだけど、やっぱり客は少なからず音楽が好きだと思う。だから「なんでフォークギターってのはどれもこれもひょうたんみたいな形してんだよ!!」って怒鳴り散らす輩はいないはず。たぶん。笑 ある程度の予備知識を持ってたり、そのジャンルに対して理解がある

おげんさんと。

録画していた「おげんさんといっしょ」を観た。 昨年放送されたものも素晴らしく良かったのだけど、今回のものも大変良かった。 前回あまり聴けなかった「お父さん」こと高畑充希の歌声や、「たかし子」こと藤井隆のナンダカンダが聴けたというのは、痒いところに手が届いた感じがしてほんとに嬉しかった。 以下、思ったことをひとつずつ。 ・バンドメンバー、さすがに豪華過ぎわろた カースケさんのドラムの音、たまらん。なんであんなにタイトに叩けるのだろう。 長岡亮介とハマ・オカモトの竿物ふたりの

鬼束ちひろ UNDER BABIES@福岡国際会議場 2018/8/20

こういう記事こそブログでやるべきだけど。 昨日、行ってきました。 福岡国際会議場という会場で観るライブは初めて。あそこの並びすごいですね。隣に福岡サンパレス、その隣に福岡国際センター。 ちなみにサンパレスでは前川清さん、国際センターでは長渕剛さんのライブが行われていました。笑 父がね、長渕剛の大ファンだったから。同じ日にライブするなんてすごいなぁなんて思いつつ。国際会議場に行くついでにツアートラックと父の写真とで写真の撮影が出来たり、帰りにはグッズが買えたり出来ました。きっ

歯が命

高校野球球児らの歯が美しい。 いいプレイをした時も、凡ミスした時も、相手チームがファインプレーした時も、彼らは白い歯を出して爽やかに笑う。あどけなくて、純朴で、とてもみずみずしい。 日々の練習で焼けた肌と健康的な白い歯のコントラストが眩しくて、直視出来ない時がある。 彼らは未だ若干17,8歳で、これからの人生の方がずっとずっと永いはずのだけれど、まるで命を削るように白球を追いかけている。 僕にもあんな時代があったのだろうか。見ているだけで眩しくて、エネルギーに溢れた時代が

どるきん

Kindleの無印を所持している。バックライトが無いモデル。バックライトが無くても意外と問題が無いもので、ちょっとした明かりがあれば大丈夫である。普通の本みたいな感覚。 で、いざKindleストアで電子書籍を購入しようかと思うのだけど、いまいち買おうと思う物がない。 音楽や映像コンテンツなんかは定額制のサービスに切り替わり始めた。もはやレンタルというものさえ時代遅れになりつつある(それでも物理的な"モノ"があるという価値は変わらないだろうけど)。 そう、シンプルに「値が高い

トトロのとなり。

日本テレビにて毎週金曜日の夜九時から映画を放送している枠がある。 「金曜ロードSHOW!」という番組で、なんと1985年から放送されているそうだ。 昨日スタジオジブリ作品である「となりのトトロ」が放送された。 この作品は1988年に公開された作品で、実に30年も前の作品になる。 しかしながら、改めて観てみるとやはり面白い。スタジオジブリ作品…もとい宮崎駿作品の面白さは、単純にストーリーの面白さだけではない、ディテールの細かさにもあると思った。 後に個展が開かれることになる男