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鬼束ちひろ UNDER BABIES@福岡国際会議場 2018/8/20

こういう記事こそブログでやるべきだけど。

昨日、行ってきました。
福岡国際会議場という会場で観るライブは初めて。あそこの並びすごいですね。隣に福岡サンパレス、その隣に福岡国際センター。
ちなみにサンパレスでは前川清さん、国際センターでは長渕剛さんのライブが行われていました。笑
父がね、長渕剛の大ファンだったから。同じ日にライブするなんてすごいなぁなんて思いつつ。国際会議場に行くついでにツアートラックと父の写真とで写真の撮影が出来たり、帰りにはグッズが買えたり出来ました。きっと一緒に来てましたね、これは。お前らは鬼束ちひろを観てこい、俺は長渕剛を観とくから、という声が聞こえた気がしました。笑

ま、それは置いといて。

鬼束ちひろのファンになってからもう15年以上経つのだけど、ライブを観るのは初めて。そもそも九州まで来ることがとても珍しいしね。
僕がどれだけ鬼束ちひろが好きかというのだけでもいろいろ言いたいことがあるのだけど、割愛して、ライブの感想書きますね。笑
セトリに関してネタバレがあるので、仙台のライブに行く予定がある人は注意です。

楽器の編成は、ピアノ(坂本昌行さんだった!!)、バイオリン、チェロの3つだけ。シンプルを極めた構成ですね。
弦楽器のチューニングがてら(?)軽く演奏が始まり、いよいよ鬼束ちひろが腕組みしながら入場。この時点での会場の緊張感が物凄い。ピン…ッ!!と張り詰めてて、息苦しささえ覚える。
そうして始まったライブの一曲目がデビュー曲の「シャイン」だったのだけど、彼女が歌いだした瞬間、僕はボロボロ泣きました。

鬼束ちひろというアーティストの今までを知ってる人は分かると思うのだけど、ほんとに波乱万丈だったんですよね。レコード会社の移籍もあったし、プライベートでもいろいろあったり、メディアやネット住民から弄ばれたり…。
それでもここまで心を折らさずに、力強く喉を震わせる彼女の姿をこの目で観た感動は計り知れなかったです。色々あったのだろうけど、音楽を続けてくれてほんとうに良かったなとしみじみ思いました。

今回僕が彼女のライブに行きたいと思えたのは、昨年リリースされたライブアルバム「Tiny Screams」と映像作品「ENDLESS LESSON」がめちゃくちゃ良かったから。ここ数年の彼女の歌はのっぺりとしてしまっていて、初期のような力強さが無くなってしまっていたんですね。でも、そのライブ作品はとても良かった。ここまで歌声が戻っているのかと。それならぜひともライブを観たい!と。

でも正直、昨日のライブは結構不安定だったな。音程。
中盤からググッと安定してきて、ラスト辺りからまたグラグラしだした印象。
でも、鬼束ちひろの歌って、きっとそういうことなんだなと。音楽的に見れば厳しいのだけど、鬼束ちひろというアーティストの歌という目線で見れば、その不安定な要素も表現の一部というか。
おそらく、体調とか心情とかが歌に直結して出やすいのじゃないかな。そして、僕みたいな彼女の歌を長年聴いてきた層はCD音源とのギャップを如実に感じ"すぎて"しまうのだと思う。

とは言っても、「流星群」がめちゃくちゃ良かったし、もうね、「CROW」がすごい良かった。
「もう誰も貴方を責めたりしない」なんて歌われたら、もう…。CROWでいちばん泣きましたね。涙止まらなかった。笑

トータル、凄くいいライブでしたよ。
そりゃね、もちろんいいコンディションのアクトを観たかったけど笑、あの鬼束ちひろが目の前で歌を歌ってるってを観れただけで満足です…。

ライブではしなかったけど、新曲の「ヒナギク」も楽しみだな。

#日記 #鬼束ちひろ #ライブ #音楽

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