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介護する子供、「ヤングケアラー」

今回は、「ウィズ・ユー」を読んだ感想を書いていこうと思います。

ウィズ・ユーは、ヤングケアラーである’’朱音’’という中2の女の子と、兄(直人)が優秀すぎて、自分は存在価値がないと思っている’’悠人’’という中3の男の子の話です。

悠斗がランニングをしている所で、公園のブランコに座っている朱音を見つけます。そこから、二人の仲が深まっていき・・・といった話です。

結構面白かったです。

この話を読んだ感想は、「周りに事情を知ってもらう、聞く」ことが大切だという事です。

朱音は、「手伝いではなく、家事」なのに近所の人に「手伝って偉いね」と言われるのが嫌だそうです。学校の先生も、大変で休んでしまったとき、ずる休みだと怒っていました。父は、遠くに出張しているので、大変であることを知りません。

このように、事情を話さないせいで、自分が嫌な目に合うことが多いい話でした。

この本を読んで、ヤングケアラーについて初めて知りました。そして今の社会で問題になっていることも知りました。ヤングケアラーの子供がもっと助けを求めることも必要ですが、社会がもっと言いにくい事情を聞いてあげることも必要だと思います。

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