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【読書ノート】『褒める!PDCA』 筏井恵太著

【読書ノート】

『褒める!PDCA』 筏井恵太著


筏井さんが、ペットサロンでトリマーとして働いた時の体験談。

筏井さんが店長からマネージャーへと昇格したが、店長やスタッフと良い関係を築けず、売り上げも悪化する一方だった。

そこから自身を見直して、周りとの接し方を変えることで立て直した。

その時の体験、スキルを要約された本の内容となっている。


📗多くのリーダーが犯しがちな『人の才能を潰す』マネジメント


店長に成り立ての頃、指示したことができないスタッフに対しては「なぜできないんだ!」と叱り飛ばしていた。

するとだんだんと、スタッフがついてこなくなった。


📗人を動かすのに指示はいらない


コーチングに目覚める。

『他人と過去は変えることができない。変えることができるのは、自分と未来だけだ。』

と気づきました。そして……

『最高の指導とは、相手に気づきを与えて自発的な行動を促すことだ』とコーチングの概念を通して、やっと気づくことができたのです 。


📗PDCA をスタッフの能力を最大限引き出して育てる方法に書き換えた

①スタッフを非難指定しない

②挑戦することを後押しする

③挑戦した人をバカにしない

この三つをスタッフの育成理念とした。


📗店長を育成していくために

『何時までに』『どんな数値目標を』『どうやって達成していくか』ということを、店長にどんどん質問していく、という方法を行いました。

できていなかった場合は

『なぜできなかったのか』『その要因』を振り返ります。

そしてその要因をもとに、そのまま続けるか、変えるか、止めるかを店長と一緒に考え、再び次週に向けた行動計画を立てていきました。

大切なのは、『私の考えに当てはめる』のではなく『店長が自分の考えをまとめていく』ためのサポートをしたのです。


 PDCA を店長と共に回すのですが、私は P と C だけサポートします。

主役をスタッフにし、スタッフの承認欲求を満たすことを大切にしています。


《感想&考察》

誰でも気づけそうなことであるが、誰でもできるわけではない。 PDCA のやり方に落とし込み、 PDCA をサポートする方法という方法を選択したことが非常に斬新な書籍であった。
子供に対する教育にも応用できる内容であり、非常に本質的な内容となっている。


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